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【統一学園祭 実行委員長インタビュー】

首都圏の卒業生に向けて、現役関大生が"関大の今'' をレポートする企画です。(協力:「関西大学タイムス」編集部 )

【統一学園祭 実行委員長インタビュー】

例年4日間にわたって開かれる統一学園祭。私たちにとっては当たり前のように感じるが、学祭の日程決めや開催に至るまでの過程には、実行委員会のたゆまない努力が積み重ねられている。
今年実行委員長を務める佐藤佑樹さん(経済・3年)に取材した。佐藤さんは1年生から学祭の運営に携わってきたが、当初から学祭に関わりたいと思っていたわけではなく、新歓で先輩に誘われたことがきっかけだったという。昨年10月頃、750人で構成される学祭実行委員会のリーダーに選ばれた時は「シンプルにめちゃくちゃ嬉しかった」と振り返り笑顔を見せた。
実行委員長の最大のミッションは学祭の日程を確保すること。実行委員会で学祭のテーマや方針、目的を決め、学生生活支援グループを通して教授会などに交渉を重ねる。日程は、例年11月最初の木曜日~日曜日を候補に挙げるが、今年11月3日の祝日は授業日。4日間のうち3日間が授業日となり、「授業をなくしてまで4日間学祭を開く必要があるか」などの意見も出たため、交渉には苦戦したという。
最終的に学祭の日程が決まる「センター会」と呼ばれる会議が7月18日に行われた。偶然にもこの日は佐藤さんの誕生日。無事に4日間開けることが決まり、その後は皆で誕生日パーティーを開いた。「プレッシャーに感じていたのでほっとした」と安堵の表情を浮かべた。
その他にも、学生の署名を集めたり毎週各学部の委員長が集まって話し合ったりするなど、実行委員会のメンバーそれぞれが努力を積み重ねてきたのだという。佐藤さんは今年の学祭について、「コンセプトは『あなたが居てはじまる学園祭』。友人や仲間の存在など、日常のさまざまな『当たり前』に感謝することの大切さを、この学祭に来ることで改めて気づける。そんなあったかい学祭にしたい」と意気込んだ。
(3年 堀江由香)

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