【開催報告】10/11 (土) 「関西大学教育フォーラム」を開催しました!
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進路指導は、単なる紹介・斡旋ではなく、「教育そのもの」として位置づけられるようになってきました。
学校には、児童・生徒が社会人・職業人としてのキャリアを形成していくための支援機能を充実させ、各学校段階に応じた発達課題を教育活動の中で達成することが求められています。
一方で、初等・中等教育と高等教育の連携が不十分な現状もあり、「キャリア教育」のあり方は喫緊の課題です。
本フォーラムでは、進路指導の本質を再考し、教育の中でキャリア形成をどう支援していくかを共に考える機会とします。
◆実施内容はこちら◆
10月11日(土) 、東京センターにて、2025年度関西大学教育フォーラム「『キャリア教育と高大接続』~学校が担う、キャリア形成支援の最前線~」を開催しました。
中学・高校教員や教育関係者を中心に、会場 20名・オンライン 30名の方々が参加してくださいました。
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3回目の開催となる今回は、昭和女子大学付属昭和中学校・高等学校の真下峯子 校長先生と桐蔭横浜大学学長の森朋子 先生、ファシリテーターには関西大学社会学部の脇田貴文教授をお迎えして、ぞれぞれの学校でのキャリア教育の取り組みや、高大接続に関する考え方と目指す姿を語っていただきました
真下先生からは、「女子のリミッター」が作られる要因として、教師や保護者、そして生徒自身の中にあるアンコンシャス・バイアスがある、とのお話がありました。
そのうえで、昭和中学校・高校では、女子高だからこそできる経験や学びを通じて、大学名や偏差値にとらわれず、海外大学進学も含め、「自分のキャリア(興味関心深堀)のための進路指導」を大切にしていると説明されました。
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森先生からは、主に大学と社会との接続について、桐蔭横浜大学の実例も交えながらお話しいただきました。
仕事や働き方に関する社会的意識が急激に大きく変化し、社会との接続が複雑化していることや、ボリュームゾーンである中間層の学生の教育目標の設定が課題であることなどを広い視野で解説されました。
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パネルディスカッションの中では、脇田先生から、各高校への出張模擬講義について、本学では地域連携・高大連携グループの管轄で積極的に展開しているとのお話がありました。
質疑応答も途切れることはなく、講演後の「フリー交流会」でも講師の先生と参加者の方々の情報交換が盛んにおこなわれ、非常に有意義な時間となりました。
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東京センターは、今後も教育関係者の皆様とともに学び、自己研鑽を深め、交流の機会を創出してまいります。
どうぞご期待ください。
°˖✧˖°✧実施内容°˖✧˖°✧
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>>>お申込みはこちら<<<
◆日 時◆
2025年10月11日 (土)
13:30~15:30 / 受付開始13:10~
※17:00までフリー交流あり
◆会 場◆
◆定 員◆
会場 80名(先着順)
※オンライン同時配信あり)
◆対 象◆
中学校・高等学校教員、教育機関関係者等
◆参加費◆
無料 (要 事前申し込み)
◆主催・お問い合せ先◆
関西大学東京センター
〒100-0005
千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー9F
電話:03-3211-1670
メール:tokyo@ml.kandai.jp
◆後 援◆
~ プログラム ~
●13:30~
開会、ごあいさつ
●13:35~
両校のキャリア教育の取り組みや現状のご紹介、
今後の課題や期待などについてディスカッション
●15:00~
質疑応答、会場との意見交換
●15:30~
閉会
※終了後、フリー交流タイムとして17:00まで会場を開放
| profile | |
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真下 峯子 氏 昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校 校長 奈良女子大学理学部卒業。 |
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森 朋子 氏 桐蔭横浜大学 学長 関西大学教育推進部教授を経て、2020年度に桐蔭学園に着任。 |
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ファシリテーター 脇田 貴文 関西大学 社会学部教授 入試センター 所長 |
会場のご案内
〇地下鉄「大手町駅」B7出口直結
※ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。
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