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9月・10月 「2024年度 関西大学東京泊園塾」を開催します!

関西の歴史と文化〜京都・奈良・大阪 三都のものがたり~ (694 x 417 mm).zip - 2.png


関西大学の「人のちから、知のちから」を東京・丸の内から力強く発信する『関西大学 東京泊園塾』。

今年は、「関西の歴史と文化」をテーマとして関西大学を卒業した研究者を中心に、4回連続講座を企画いたしました。どうぞ奮ってご参加ください。


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■日時と内容■

【第1講・奈良】9月7日(土) 13:00~14:30
「富雄丸山古墳の発掘調査成果」
  奈良市埋蔵文化財調査センター主任 鐘方 正樹

平成29年度から実施してきた富雄丸山古墳の発掘調査で判明した古墳の構造と出土品の内容についてお話しいたします。

【第2講・京都】9月14日 (土) 13:00~14:30
「生きる ―人生を楽しく目一杯生きぬく術の提案―」
  京都清水寺執事(僧侶) 大西 英玄

歴史的文化遺産と現在進行形宗教施設というはたらきを持つ清水寺は、数多の人の想いや善意が千年を超えて循環する寺院です。
その根底には人や社会に決して絶望しない「希望」が存在すると信じます。
日々国内外よりのご参拝者を迎えると共に、世の中に必要とされる場であり続けるよう微力ながら尽力する中にて学び得たもの、教えていただいたものを少しでも共有できればと願っております。

【第3講・大阪】9月28日 (土) 13:00~15:00 ※特別回
「仁徳天皇陵 ―倭国の玄関 堺―」


① 「倭国の玄関 堺 -百舌鳥古墳群の歴史的意義-」

  関西大学客員教授・博物館学芸員/
  元 宮内庁書陵部陵墓課 陵墓調査官 徳田 誠志

5世紀の堺は朝鮮半島さらには中国大陸に向けて開かれた、倭国の玄関であったと考えています。
どのような文物が、やってきたのでしょうか。
この堺に築かれた百舌鳥古墳群を概観しながら、古墳時代中期の社会を考えていきたいと思います。

② 「古写真・絵図からみた仁徳天皇陵」
  堺市博物館 学芸課 課長補佐(学芸員) 海邉 博史

考古学的な検討を中心に語られることが多い仁徳天皇陵ですが、今回は幕末から戦前にかけての古写真や絵図等 をもとに、これまでと異なった視点で仁徳天皇陵を概観してみたいと思います。
仁徳天皇陵の植生の変遷を検討するとともに、地元堺の人々が、仁徳天皇陵に対して、どのような「思い」をもっていたのか様々な史料をもとに探っていきます。

③ <対談>「百舌鳥古墳群の楽しみ方」(徳田・海邉)

百舌鳥古墳群の魅力を徳田と海邉が語ってまいります。

【第4講・関西】10月12日 (土) 13:00~14:30
「関西の村野藤吾建築 -近現代建築の見方・楽しみ方」
  関西大学 環境都市工学部准教授 橋寺 知子

村野藤吾は近代を代表する建築家の一人で、日生劇場や目黒区総合庁舎(旧千代田生命保険本社ビル)など、東京には多くの作品があります。
関西にも特色あるものがあり、関西大学千里山キャンパスもその一つです。
今回は関西の村野建築をご紹介します。
また近年、建築ツーリズムが盛んです。
そこから近現代建築の見方、楽しみ方を考えてみたいと思います。

■会場■
 関西大学東京センター
 :〒100-0005
  千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー9F

 ※オンライン配信はございません

■受講料■
 無料

■対象■
 どなたでもご参加いただけます

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<講師プロフィール>

第1講・奈良 9月7日 「富雄丸山古墳の発掘調査成果」
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鐘方 正樹かねかた まさき

奈良市埋蔵文化財調査センター主任


1986年3月 関西大学文学部史学地理学科卒業
1986年4月 奈良市教育委員会文化課職員
2020~2023年度 奈良市埋蔵文化財調査センター所長

第2講・京都 9月14日 「生きる ―人生を楽しく目一杯生きぬく術の提案―」
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大西 英玄おおにし えいげん

京都清水寺執事(僧侶)


1978年京都府生まれ。
2001年関西大学社会学部卒業。
2年間アメリカ留学を経たのち、和歌山県高野山で加行し、2005年に清水寺に帰山。
2013年に山内塔頭成就院住職に就任。
現在は清水寺の執事として、社会福祉法人同和園副理事長、京都仏教会理事はじめ山内外の法務に勤める。
2015年には、ミシェル・オバマ米大統領夫人(当時)を案内した。

第3講・大阪 9月28日 「仁徳天皇陵 ―倭国の玄関 堺―」
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徳田 誠志とくだ まさし

関西大学客員教授・博物館学芸員/
元 宮内庁書陵部陵墓課 陵墓調査官


岐阜県出身。
1989年関西大学大学院博士課程後期課程修了。博士(文学)。
日本学術振興会特別研究員を経て、1990年宮内庁書陵部陵墓課に入庁。
古墳時代陵墓の調査・研究に従事してきた。
2022年に定年により退職し、同年4月より現職。
現在は古墳時代研究を引き続き行うとともに、後進の育成に取り組んでいる。

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海邉 博史かいべ ひろし

堺市博物館 学芸課 課長補佐(学芸員)


大阪府出身。
2017年関西大学大学院博士課程後期課程修了。博士(文学)。
香川県善通寺市教育委員会学芸員を経て、2013年大阪府堺市学芸員として採用。
百舌鳥古墳群をはじめとした遺跡の発掘調査や、博物館での企画展等を担当。
2018年からは関西大学非常勤講師として後進の育成にも取り組む。
専門は歴史考古学。

4講・関西 10月12日 「関西の村野藤吾建築 -近現代建築の見方・楽しみ方」
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橋寺 知子はしてら ともこ

関西大学 環境都市工学部准教授


関西大学工学研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。
大学院在学中より明治期の建築界に注目し、西洋建築の移入・摂取の様子を主に文献資料から探ってきた。
近年は近代の大阪に注目し、明治以降の大阪の建築と都市の形成について研究を進めるとともに、現存する近代建築・戦後建築の保存・活用に関する調査・研究を進めている。

■後援■
 堺市

■主催・お問い合わせ■
 関西大学東京センター
 電 話 03-3211-1670
 メール tokyo@ml.kandai.jp

◆会場のご案内◆

関西大学東京センター
千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー9階
〇JR「東京駅」日本橋口隣接
〇東京メトロ「大手町駅」B7出口直結

※ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。


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