江戸時代後期から昭和に至る約120年もの間、大阪を代表する学問所として栄え、大阪の文化・教育と日本の近代化の発展に大きな貢献を残した「泊園書院」。

130余年の伝統をもつ関西大学のルーツの一つともなったこの私塾の志を受け継ぎ、『関西大学東京泊園塾』と冠し、関西大学の「人のちから、知のちから」を東京・丸の内から力強く発信してまいります。

＜講座概要＞

日時：2021年 9月25日、10月16日、11月27日、12月11日の全4回

　すべて土曜日、14：00～15：30（90分）

受講方法：オンライン配信（Zoom）

会場：関西大学東京センター

　　〒100-0005　東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー9階

※　オンライン受講が難しい方は、上記会場での配信受講も可能ですので、ご相談ください。

定員：100名

参加費：無料（1回のみのご参加も可能です）

＜プログラム＞

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◆第１講　9月25日（土）14:00〜15:30

「百舌鳥・古市古墳群」と関西大学

－藤澤南岳の「皇陵巡拝」活動について－

講師：宮内庁書陵部　陵墓調査官　徳田　誠志

日本一大きな前方後円墳である仁徳天皇陵（大山古墳）を含む「百舌鳥・古市古墳群」が、2019（令和元）年に世界文化遺産へ登録されました。

今回は関西大学とこの古墳群の関わり、あるいは泊園書院を主宰した藤澤南岳による「皇陵巡拝」活動を皆さんに紹介しながら、陵墓をめぐるさまざまな課題を考えていきたいと思います。

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◆第2講　10月16日（土）14:00〜15:30

トップアスリートの『ゾーン』に学ぶあなたの実力発揮に役立つ方法

講師：関西大学人間健康学部教授　志岐　幸子

「ボールが止まって見える」など、五輪選手をはじめトップアスリートたちが体験することで知られる「ゾーン」の事例解説を、感性学・心理学・東洋思想・脳科学の観点から行います。

また、「ゾーン」の条件や「オノマトペ」の作成法と活用法など、各分野でベストパフォーマンスを発揮することに役立つ情報をお伝えします。

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◆第3講　11月27日（土）14:00〜15:30

身体の社会学～美容整形調査を中心に～

講師：関西大学総合情報学部教授　谷本　奈穂

近年、美容整形などの身体加工が盛んになっていますが、その理由として「キレイになりたい」「コンプレックスがある」などが考えられています。

しかし本当にそうなのでしょうか。

本講座では、20年近くにわたる調査の結果をもとに、美容整形を受ける人や施術する医師の実態を紹介していきます。

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◆第4講　12月11日（土）14:00〜15:30

暴走する消費者たち：「カスハラ」の心理と対策の極意

講師：関西大学社会学部教授　池内　裕美

近年、顧客からの迷惑行為が明るみになり、「カスタマーハラスメント」（カスハラ）として注目を浴びています。

こうしたカスハラに遭遇したら、どう対処すればよいのでしょうか。

そもそも、なぜ消費者は暴走するのでしょうか。

本講座では、カスハラの心理的・社会的背景を探るとともに、事例を基に対策の極意を紹介します。

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主催：関西大学東京センター

後援：大阪府 　堺市