大学生のオリンピック「FISUワールドユニバーシティゲームズ2025」がドイツで16日から27日まで行われ、関西大学からテニス部の山口花音(経済学部4年)と陸上競技部の前田彩花(商学部3年)が日本代表として出場し、山口が女子ダブルスと団体で、前田が女子ハーフマラソン団体でそれぞれ金メダルを獲得する快挙を成し遂げました。
=上記動画は、大会前に意気込みを語る山口、前田両選手=
日本代表は本大会で最多となる34個の金メダル(銀メダル21個、銅メダル24個)を獲得し、そのうち関大勢(山口、前田)が3つの金メダルを日本にもたらしました。金メダル獲得数2位は30個の中国、3位は28個のアメリカでした。
テニスの山口は、女子シングルスと女子ダブルスの2種目に出場しました。女子シングルスでは1回戦で第5シードの選手に惜敗しましたが、その後に行われたコンソレーション試合(負けた選手たちによるトーナメント)では優勝しました。
そして、カジュール・オヴィアンジュ(オクラホマ州立大学卒)とペアを組んでの女子ダブルスでは快進撃を見せました。2回戦では第1シードのチェコペアを7-6(7)、7-6(10)の大接戦の末に下すと、準々決勝では第5シードのイギリスペア、準決勝では第4シードの中国ペアを撃破。決勝では第3シードの台湾ペアと対戦し、6-4、4-6、10-4のフルセットの末に下して金メダルを獲得しました。
<関連動画(FISU TV)>
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<ライブ配信>FISUワールドユニバーシティゲームズ2025テニス女子ダブルス決勝陸上の前田は、陸上競技初日(21日)に行われた女子1万メートル決勝に出場しましたが、上位が31分台のハイレベルなレースの中で33分13秒83の15位フィニッシュと本人にとって悔しい結果となりました。
その5日後となる26日に女子ハーフマラソンが行われ、前田は日本代表唯一となる1万メートルとの重複エントリーで挑みました。常に先頭集団で積極的なレースを進めた前田は最後の最後まで粘り強い走りで3位の日本選手とわずか2秒差となる1時間13分18秒で4位入賞を果たしました。日本勢が2位から4位を独占する強さを見せて団体では日本が金メダルを獲得。表彰台のトップに上がった前田は金メダルを手に充実感のある笑顔を見せていました。
<関連動画(FISU TV)>
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(ライブ配信)女子ハーフマラソン関西大学KAISERSから日本代表として山口、前田の2選手がFISUワールドユニバーシティゲームズ2025に出場し、ともに金メダルを獲得する快挙を達成しました。まさしく「関大から世界へ」を体現した2選手へのご声援ありがとうございました。
両選手の凱旋帰国後、『
関西大学KAISERSオフィシャルチャンネル』で金メダルインタビューなどを予定しています。ぜひ、チャンネル登録といいねでKAISERS選手たちへの後押しをよろしくお願いいたします。
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カジュールとのダブルスで金メダルを獲得した山口(右)

女子ハーフマラソン団体で金メダルを獲得した前田(右から2番目)

FISUワールドユニバーシティゲームズ2025オープニングセレモニー
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