日本プロゴルフの『2023年度PGA資格認定プロテスト最終プロテスト』が8月28日から9月1日まで、北海道・登別カントリー倶楽部(パー71)で行われ、ゴルフ部の釣浦郁真主将(人間健康学部4年)が通算4アンダーの21位タイの好成績で、関西大学ゴルフ部男子史上初となるプロテスト合格を果たしました。
また、同部OBの松本凌選手(人間健康学部2020年度卒)も1アンダーの37位タイで見事合格し、関大から2人の男子プロゴルファーが誕生しました。
カットラインは、イーブン46位タイでした。
関大ゴルフ部73年の歴史に新たな1ページを刻んだ釣浦は「小さい頃からの夢でもあったプロゴルファーになるという夢を一つ叶えることができ、とても嬉しく思います」とプロ合格を果たしての第一声を挙げました。
「天候が悪く中断もあり、難しい状況ではありましたが、これを乗り越えることができ、自分の中でとても自信になりました」と4日間の戦いを振り返った釣浦。「そして何より、家族をはじめ様々な周りの方々の支えのお陰でここまで来ることができました」
「これからはプロとしての自覚を持ち、ツアーで優勝できるような選手になれるようこれからも頑張りますので、応援よろしくお願い致します」と今後プロとして戦っていく覚悟を述べていました。
2020年度にゴルフ部の主将も務めた松本選手は、同部を通じて以下のようにコメントを発表しました。
「プロテストに2度目の挑戦で合格しました。大学卒業後はIT企業に就職し、約1年間働かせていただきました。その後、プロゴルファーとして活動したいとの思いが強く芽生え退職し、1回目のプロテストを受験しましたが結果は実力不足を感じさせられるようなものになりました。その後、1年間たくさんの方に支えていただき合格することができました。プロゴルファーである前に一人の人間として尊敬、応援されるような人になりたいと思います。よろしくお願いします」
関西大学ゴルフ部女子では、2000年に田中裕子選手がプロテストに合格しています。
=上記動画は釣浦主将と松本選手のプロテスト合格インタビューを収録=
【関西大学KAISERS公式SNS】
・関西大学KAISERSオフィシャルチャンネル(YouTube)
・関西大学KAISERS公式(ツイッター)
・関西大学体育会KAISERS公式(インスタグラム)
プロテストに合格した釣浦(左)とOB松本選手=本人提供
プロテスト合格インタビューに応じた釣浦(左)と松本選手
最終プロテストの各日最終成績
https://www.pgatour.jp/protest/2023/game_information/result/