日本拳法第36回全国大学選抜選手権(団体戦)が2日、東京・大田区総合体育館で行われ、関西大学拳法部男子は決勝で明治大学を3−2で下して13年ぶりに優勝しました。また、女子は決勝で立命館大学に1−2で惜敗したものの、昨年の同大会では表彰台を逸した雪辱を果たしました。
「自分自身も団体戦で優勝する経験がなかったので、本当にうれしい気持ちでいっぱいです」とケガに苦しみながら日本一の栄冠をつかんだ川内主将。「はじめは(優勝の)実感がわかなかったが、トロフィーや優勝旗を頂いたことで実感が沸いた。本当にうれしい」
=上記動画は、優勝した男子の川内宝主将(商学部4年)と女子準優勝の丸谷友美主将(経済学部3年)の優勝インタビューを収録=
男子は、本大会が約1年ぶりのケガからの復帰戦となった川内主将を大将に据えて1回戦の立正大学戦に挑み、4−1で勝利。しかし、その川内主将が大将戦で再び古傷を痛めて唯一敗れてしまう誤算が関西大学に生じました。
2回戦以降は試合に出場しないことを決断した川内主将は、本大会最優秀選手賞を受賞した長谷川元望(法学部3年)に大将を譲って、関西大学13年ぶりの日本一を託しました。
2回戦の立教大学戦を5−0、準々決勝では昨年の本大会王者の中央大学に3−2で競り勝ち、準決勝では関西の強豪・大阪商業大学を5−0で圧倒して関西大学は決勝へとコマを進めました。
決勝の明治大学戦では2−2で迎えた大将戦で、川内主将から大将を託された長谷川が値千金の面蹴りを決めて、関西大学は13年ぶりに頂点に立ちました。
女子は、「大会前は決勝まで行けるかどうかも正直不安だった」と丸谷友美主将(経済学部4年)でしたが、その不安を払しょくするかのように初戦の慶応義塾大学戦は2−1、準決勝では6月の総合関関戦で敗れている関西学院大学を2−0で下して、決勝へ進出。
決勝では、本大会で技能賞を獲得した中堅のルーキー岩木美朱(法学部1年)が胴突きを決めて勝利したものの、先鋒の土井萌々香(化学生命工学部3年)、そして大将の丸谷主将が敗れて、惜しくも日本一には届きませんでした。
詳しくは、関大スポーツ(Web)の下記記事をご覧ください。
・男子、昨年王者の明大を破り13年ぶりの選抜優勝!!女子も2大会ぶりに表彰台へ
【関西大学KAISERS公式SNS】
・関西大学KAISERSオフィシャルチャンネル(YouTube)
・関西大学KAISERS公式(ツイッター)
・関西大学体育会KAISERS公式(インスタグラム)
男子13年ぶり優勝、女子は準優勝した関西大学拳法部=関大スポーツ提供
トロフィーを掲げる川内主将(左)と丸谷主将
関西大学KAISERSオフィシャルチャンネル(YouTube)
https://www.youtube.com/channel/UCZY6W921ObN1alEsVb2qGlA