2022年度全日本学生テニス選手権(男子第90回/女子第66回)が11日から21日まで三重・四日市テニスセンターで行われ、男子シングルスで第3シードの松田康希主将(商学部4年)が21日に行われた決勝戦で第2シードの藤原(慶大)を6−0、6−4のストレートで下して、関西大学勢では1936年の第9回大会での倉光安峯さん以来86年ぶりに優勝しました。
また、同日に行われた男子ダブルスでは第3シードの松田・大植駿(文学部4年)が第2シードの田口・河野(近大)に5−7、4−6で惜しくも敗れ、関西大学勢では1935年の第8回大会での藤井静雄・倉光安峯組以来87年ぶりに準優勝に輝きました。
関西大学テニス部の歴史に新たなページを作った松田主将は、関西大学KAISERSオフィシャルチャンネルのインタビューに「(優勝できて)ホッとしています。本当に去年は準決勝で負けてしまってすごく悔しい思いをして、今年こそは優勝と、本当に優勝だけを狙ってこの大会に挑みましたし、結果こうやって優勝できました。率直にうれしいです」と喜びを語りました。
<決勝戦見逃し配信動画(UNIVAS)>
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全日本学生テニス選手権男子シングルス決勝・
全日本学生テニス選手権男子ダブルス決勝また、ダブルスで準優勝に輝いた大植は「(決勝の舞台は)準決勝の雰囲気とはまたぜんぜん違うなと素直に感じました。その雰囲気にのまれてしまった部分も正直あって思うようなプレーができなかったですけど、最後まで(松田)康希と声かけあって最後の一本まであきらめない姿勢は出せたかなと思います」と唇をかみしめていました。
下記は、準決勝後の松田主将、大植のインタビュー動画です(関西大学KAISERS公式インスタグラム)。
山本哲弘統括コーチは昨年3位に終わった松田主将の1年間での成長について「サーブのフォームを少し変えて、スピードと確率を上げることをやった。そのサーブに(松田が)自信を持つことができたので、非常にメンタルも安定して試合全体も強気で進められるようになった」と湘南工科大附属高の後輩でもある松田主将の優勝に賛辞を送っていました。
【関西大学KAISERS公式SNS】
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男子シングルスで関大勢86年ぶりに優勝した松田
決勝で藤原(慶大)を下した松田=関大スポーツ提供
関大勢87年ぶりに男子ダブルス準優勝の松田・大植(右)
関西大学体育会KAISERS公式(インスタグラム)
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