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KAISERSのソーシャルスキル講座 その13〜 リフレーミング 〜

KAISERSのみなさん、KAISERSファンのみなさんが体育会活動を通して、社会に必要なスキルを身につける講座です。
チームの目標を達成するために必要なスキルは社会でも必要とされるスキルです。ソーシャルスキルを身につけ、目標を達成し、社会でも活躍できる人材に成長できるように役立てて下さい。

第13回目は、物事の捉え方(考え方)について今までとは違った視点を持つ、リフレーミングについてお伝えします。
ポジティブに考えることができたり、ストレスを感じにくくなったり、スポーツで結果を出すためのコーチングの基礎にも繋がってきます。体育会の活動や社会に出てからも多くのトラブルや出来事があると思います。そんなときに自分の捉え方ひとつで、楽しく幸せに過ごせるかもしれないです。

<前回の講座>
KAISERSのソーシャルスキル講座 その12〜 人との交流(ストローク) 〜

ソーシャルスキルは社会で人間関係を築くために必要なスキルです。知識をつけて、繰り返し取り組むことで、身につけることができます。
チームの信頼関係やより良い組織を築くために、また応援されるKAISERSを目指すためにもしっかりと身につけておきましょう!


【リフレーミングとは】

リフレーミングとは物事を見る枠組み(フレーム)を変えて別の枠組みで見直すということです。出来事や事実は変えずに、自分の枠組み(捉え方)を変えることで、感情に変化を与えるということです。自分の受け止め方や感じ方が変わってきます。
例えばコップに水が半分残っていたときに、“半分しかない”と捉えるか“まだ半分残っていた”と捉えるかによって、感情が変わります。出来事が直接自分の感情と結びついているのではなく、実は自分の捉え方が間にあり、その捉え方によって、自分の感情が変わってくるのです。ものごとの捉え方を今までと変えることで、ストレスが軽減されたり、プラスのイメージができてプレーが良くなったりします。


例1)試合中に大きなミスをした
 
いつもの考え方
 ・こんなミスをしてもうダメだ
 ・今日は調子が悪い

違う考え方
 ・ミスはあるから、気にせずに今のプレーに集中しよう
 ・この場面で良かった
 ・たまにしかないミスをしたから、今日はもうミスはないだろう
 ・相手はこれで油断するかもしれないチャンスだ
 ・ミスは痛いけど、しかたがない
 ・よし、これで気合が入った
 ・ミスがあっても、まだチャンスがあるなんで素晴らしい

例2)他の部員より実力が低い

今までの考え方
・自分にはセンスがない
 ・下手だからチームの役に立たない

違う考え方
 ・まだまだ成長できる
 ・他のみんなよりも成長を実感して喜びをたくさん得られる
 ・周りのみんながお手本になるからラッキー
 ・実力のない自分が誰よりも頑張れば、みんなのモチベーションアップになる
 ・自分が頑張ればチームの底上げになる
 ・ここから成長すれば、色んな人にアドバイスができる

例3) 人がこっちを見ている

 今までの考え方
  ・服装が変なのかな
  ・睨まれている
  ・嫌がることをしてしまったかな

 違う考え方
  ・自分に好意を持っているのかも
  ・オシャレだと思われているのかも
  ・何か困っているのかも
  ・自分の後ろに何かあるのかも
  ・目が合った

事実は相手の人がこっちを見ているということです。でも、自分の捉え方も含めて、“睨まれている”とか“嫌われている”ということが事実だと感じてストレスを感じたり、悲しい気持ちになったりしてしまいます。事実と自分の捉え方を分けて整理していくと、捉え方を変えていくことができるかもしれません。もし、違う捉え方(考え方)が出てこない場合は、いつもポジティブなあの人だったらこんな時どう捉えるのかなぁと想像してみて下さい。また、マイナスな捉え方をした場合はその後に「でも、」という逆説の接続詞をつけてみて下さい。そうすると肯定的な言葉を必然的に続けることになります。

例4)試合中に大きなミスをした

 もうダメだ。でも、まだ試合は終わっていないから最後までベストを尽くそう。
 みんなに迷惑をかけた。でも、貢献したプレーもある。


★スポーツアドミニストレーター(SA)からのアドバイス★

出来事や物事を自分の色眼鏡を通して見ていると思って下さい。その色眼鏡を赤から青に変えると景色が違って見えます。そんな風に自分の捉え方を通して、全ての出来事を自分で受け止め感じています。捉え方を変えたり選ぶことで、自分が楽しく幸せに感じられたり、自分の目標に向けて行動しやすくなります。お金も時間もかけずに、あなたの捉え方を変えるだけで、幸せになれるかもしれません。今日から意識してみて下さい。
また、就職活動で自己PRを考えるときに、自分の短所と思っていたことも見方を変えたり表現を変えると長所になることがあります。就職活動では1つの捉え方だけではなく客観的に多くの捉え方ができることが大切です。


KAISERSで結果を出せるチーム作りをし、社会で活躍できる人材に成長していきましょう。
卒業後も活躍し必要とされる人を目指して!

KAISERS Talkポスター

KAISERS Talkポスター(詳細)

KAISERS Talkについて(メンタル強化講座アーカイブや開室予定など)
https://www.kansai-u.ac.jp/sports/kaisers/kaiserstalk.html

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