【フェンシング】関西学生フェンシング入替戦で関大が龍谷大を破って48年ぶりの1部復帰を決める！粂井監督「50年分の重しを背負わされていたのでプレッシャーはかなりあった」
関西学生フェンシングの1部・2部入れ替え戦が25日に滋賀県立体育館で行われ、5月に行われた2部リーグ戦で9年ぶりに総合優勝を果たした関西大学フェンシング部は1部6位の龍谷大学と戦い、第1戦のフルーレは45−30、第2戦のサーブルでは45−22で圧倒して1973年以来48年ぶりの1部昇格を決めました。
＝上記動画は入れ替え戦の模様と、粂井監督、木澤主将、有働、加賀両選手の試合後インタビュー＝
＜関連動画（関西大学KAISERSオフィシャルチャンネル）＞
・【関大フェンシング】関西学生2部リーグ戦で9年ぶり総合優勝！6月25日に1973年以来となる1部昇格をかけて龍谷大との入れ替え戦に挑む
・【関大フェンシング】高校からフェンシングを始めて全国大会へ出場した木澤主将「フェンシングは頭を使うスポーツで努力をすれば結果が出る」
サーブルで加賀匠馬（商学部3年）が龍谷大エースから関西大学「45」ポイント目を奪うと、粂井章宏監督は両手を突き上げて喜びを爆発させました。「正直なところ（1部復帰できて）ホッとした」。約半世紀もの間ずっと期待され続けてきた1部昇格の扉をこじ開けた監督は背負っていた荷物をようやく置くことができた安ど感に満ち溢れていました。
本学OBである粂井監督は2014年から部の活動に本格的に携わるようになり、1部復帰への道を模索しました。部員数が少なく種目を兼任を余儀なくされた時期もありましたが、「よく他大学の監督などに冗談半分で『日本一コスパの悪いスカウト活動をやっています』と言っています」と粂井監督。年間12〜13大会を視察して全国を飛び回り、選手たちを熱心に関西大学へ勧誘しました。
そんな活動が実を結んで全国大会でも実績を持つ選手たちが少しずつ関西大学へ入学し、チームも兼任なしで戦える戦力が整いました。スポーツ推薦以外で入学してきた伊藤真吾（人間健康学部1年）や有働隆汰（商学部1年）のフルーレ1年生コンビは、入替戦の第1戦でも堂々たる戦いを見せて粂井監督の期待に結果で答えました。
48年ぶりに1部リーグへ―。「今までだったら挑戦者の気持ちで1部校に挑んでいましたが、これからは挑戦者という気持ちだけではなく相手をしっかり研究して勝っていくか、（1部リーグ戦がある来年の）春につなげていくか。先を見越した上で試合を行えるようにしたい」と粂井監督。関西大学フェンシング部の戦いはここからが勝負所。
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48年ぶりの1部復帰を決めて喜ぶ本学フェンシング部
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