関西大学 スポーツ振興グループ

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KAISERSのソーシャルスキル講座 その9〜 コミュニケーション(伝え方編1) 〜

KAISERSのみなさん、KAISERSファンのみなさんが体育会活動を通して、社会に必要なスキルを身につける講座です。
チームの目標を達成するために必要なスキルは社会でも必要とされるスキルです。ソーシャルスキルを身につけ、目標を達成し、社会でも活躍できる人材に成長できるように役立てて下さい。

第9回目は、伝え方についてです。コミュニケーションで大切なことは自分も相手も大切にすることです。

<前回の講座>
KAISERSのソーシャルスキル講座 その8〜 コミュニケーション(傾聴編5) 〜

今回は、『アサーション』について紹介します。

ソーシャルスキルは社会で人間関係を築くために必要なスキルです。知識をつけて、繰り返し取り組むことで、身につけることができます。
チームの信頼関係やより良い組織を築くために、また応援されるKAISERSを目指すためにもしっかりと身につけておきましょう!


【アサーションとは】

自分も相手も大切にし、自己主張をするということです。
相手のことを考えて何も言わずに我慢するのは、自分を大切にしていません。
相手の気持ちを考えずに、自分の言いたいことを言うのは相手を大切にしていません。
我慢せずに、相手のことも大切にした人間関係を構築するコミュニケーションです。

【主張の3パターン】
1.アグレッシブタイプ(攻撃タイプ)
  相手に遠慮なく自分の意見を強く主張する。
  自分の意見を通すために大声を出したりする。
  マウンティングをとり自分が優位な立場をとろうとする。

2.ノン・アサーティブ(非主張タイプ)
  自己主張せずに、相手に合わせて我慢をする。
  相手を傷つけるんじゃないか、嫌われるんじゃないかと不安で言えない。
  意見が曖昧になったり、回りくどくなったりする。

3.アサーティブ
  自分の考えや気持ちを大切にし、相手に配慮して伝える。
  相手の立場や状況に応じた表現方法を選ぶ。
  自分の意見を主張するだけでなく相手の意見も尊重する。


例) 自分でフォームの改善をしたいと思い、そのことを意識して練習に取り組んでいたが、先輩から「もっと思いっきりプレーしろ」と注意された。

1. アグレッシブタイプ(攻撃タイプ)
 ・「フォームの改善をしたいんです。」
 ・「自分なりに考えて練習に取り組んでいます。」
 ・不機嫌な顔をする

2. ノン・アサーティブ(非主張タイプ)
 ・「はい」
 ・「申し訳ありません」

3. アサーティブ
  「アドバイスありがとうございます。今はフォームの改善を優先した方がいいと考えて取り組んでいたんですが、どうでしょうか?」

アサーティブは相手の意見を否定したりするわけではなく、自分の状況や考えを相手に伝えます。伝えたうえで相手の話を傾聴し、相手の意見や考えをしっかり聴くとお互いの考えを理解しあえるコミュニケーションになります。
アサーティブなコミュニケーションができるようにスキルを身につけていきましょう!


★スポーツアドミニストレーター(SA)からのアドバイス★

良い人間関係を構築するためには、自分も相手も大切にするコミュニケーションは重要です。我慢せずに、良好な関係が築ける伝え方を身につけていきましょう。
 次回は伝え方の方法として『I(アイ)メッセージ』について伝えます。
次回もぜひ見てください。

KAISERSで結果を出せるチーム作りをし、社会で活躍できる人材に成長していきましょう。
卒業後も活躍し必要とされる人を目指して!

KAISERS Talkポスター

KAISERS Talkポスター(詳細)

KAISERS Talkについて(メンタル強化講座アーカイブや開室予定など)
https://www.kansai-u.ac.jp/sports/kaisers/kaiserstalk.html

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