来年1月31日に米ハワイのアロハスタジアムで開催される全米学生アメフトオールスターゲーム『HULA BOWL(フラボウル)』に出場する日本人選手代表2選手に、本学アメリカンフットボール部のDB坊農賢吾(社会学部4年)を選出したと、Hula Bowlジャパン事務局が22日夜に発表しました。
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「日本代表として全米オールスター戦「フラボウル」に出場することができ、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです」と選ばれた時の心境を話した坊農。「日本代表として、また関西大学の代表として精一杯頑張ってきたい」と意気込みを語りました。
フラボウルは1946年に始まった全米大学オールスター戦で、1度の中断を経て2020年に復活、これまで多くのNFLレジェンド選手を輩出してきました。前回大会(2020年)からは日本人選手にも門戸が開かれました。多数のNFLスカウトたちが目を光らせているフラボウルですが、前回大会に出場した選手のうち、36選手が2020年シーズンのNFLへと進むほどのハイレベルなカレッジオールスター戦となっています。
前回大会(2020年)は日本人選手によるコンバイン(トライアウト)が行われて、関西大学からも坊農とWR桑田理介(経済学部4年)が参加しましたが、出場は叶いませんでした。今回は、新型コロナウイルスの影響でコンバインは行われずに、参加を希望する選手たちの試合映像をHula Bowlジャパンスタッフがチェック。さらに、秋シーズン終了後に送られてきた選手自身のプレー映像を確認し、それを経て坊農と渡辺裕也(法政大学)の2選手がフラボウル日本代表として選ばれました。
坊農と本学アメリカンフットボール部の和久憲三ヘッドコーチのコメントは以下の通りです。
【坊農賢吾コメント】
今回、日本代表として全米オールスター戦「フラボウル」に出場することができ、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。これまでの人生は代表に縁がなかったのですが、学生最後のチャンスで選出していただけたので自身の取り組みを認めてもらえたような気がしてとても良かったです。
感謝の気持ちを忘れず、日本代表として、また関西大学の代表として精一杯頑張ってきたいと思います。約1週間でフットボーラーとしても人間としても何か成長して帰ってきたいです。
ご声援のほどよろしくお願い致します。
【和久憲三ヘッドコーチ(関西大学)コメント】
今回は昨年のようなトライアウトは行わず、各自で自分のプレーを編集して送る形式での選考でした。最終的に何かフィジカルチェックのようなものがあったかは分かりませんが、坊農は昨年のトライアウトでも数種目でトップの数値を残していたのでそれもアピール材料になったのかと思います。
パワー、スピード共に学生トップレベルですが、何よりプレーの洞察力に優れていて、幾度となくビックプレーを引き起こしてくれました。フラボウルでもチャンスをものにしてのビッグプレーを期待しています。
『HULA BOWL(フラボウル)』に出場が決まった坊農
『HULA BOWL(フラボウル)』
『HULA BOWL(フラボウル)』大会公式ページ(英語)
https://www.hulabowl.com/