KAISERSのみなさん、KAISERSファンのみなさんに関西大学の東体育館に置いているメンタルトレーニング関係の本から一部を紹介し、みなさんの目標達成に役立ててもらうための講座です。
ぜひ参考にして下さい。
<前回の「KAISERSのメンタル強化講座」>
・KAISERSのメンタル強化講座 その20 ~ ゾーン状態とは? ~
メンタルトレーニングは理解できれば直ぐにできるものではなく、考え方、行動が変わるように日々練習が必要です。日常生活から考え方・行動を変えるトレーニングをしていきましょう。
前回に引き続き、『№1メンタルトレーニング』(西田文郎 著)から一部ご紹介します。
【気を練る
・心のエネルギーを実践的なパワーに変える
\┐ぜ分をつくる「自己イメージ」
効果的な「目標達成のイメージング」
最高のプレーを可能にする「メンタルリハーサル」
・自己イメージの高い人は、どんなに逆境にいても妥協しません。自分を高く評価し、自分は凄いのだと思い込んでいるので、苦しいときも根性を出し、根気よく努力して逆境を乗り越えていけるのです。
・これまでの自分をベースにすると、一般に自己イメージは低くなるものです。普通の人は反省すべき過去をたくさん持っているからです。
・これからの自分を思い描くことが大切なのです。高い自己イメージは、過去ではなく、未来からやってきます。一流のアスリートが驚くほどの根性と根気を持っているのは、今の苦しさを乗り越えて、夢や目標を実現した「未来の自分」が常に頭にあり、そこから今を見ているからです。
・目標があってもワクワクできない人がいます。「こんな大きな目標はムリだよ」「できっこないよ」という人もいるでしょう。練習がハードになると、それまでのワクワク感が消えて、「もうイヤだ。明日はサボろう」と考え出す人もいます。
・目標とは、私たちが登ろうとしている山のてっぺんです。目標を設定するだけでは十分ではありません。登山家のように、そこに立った自分のイメージを思い描くことが必要なのです。目標のワクワク感とは、それを達成した自分のイメージに対するワクワク感です。
・目標というと、どうしても仰ぎ見る目標になりがちですが、それでは根性も根気もつきません。深紅の優勝旗へのあこがれではなく、それを手にした未来の自分、またその旗を先頭に母校に凱旋する未来の自分から、今を見下ろすことが大事なのです。
など
★スポーツアドミニストレーター(SA)からのアドバイス★
過去や他人は変えることができません。自分でコントロールできないことを考えたり、こだわったりすることはマイナス思考だと言われています。
これから自分がどうなりたいか、そのために今自分が何をするのかを考えていくことが大切です。そのために過去のことを振り返って未来のために活かすようにしましょう。
未来の理想の自分をイメージできるようになるのが大切です。理想の自分になり目標を達成した後にどんな嬉しいことがあるのか、自分にとって目標を達成することにどんな意味があるのかを知った人は強くなれます。
未来の自分のために、自分に負けないように、未来のイメージを持ち、そのために今何をするか考えましょう。
『No.1メンタルトレーニング」(西田文郎 著)
KAISERS Talkポスター(詳細)
東体育館内にあるスポーツ関連の書籍庫
KAISERS Talkについて(メンタル強化講座アーカイブや開室予定など)
https://www.kansai-u.ac.jp/sports/kaisers/kaiserstalk.html