関西大学 スポーツ振興グループ

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KAISERSのメンタル強化講座 その16 ~ イメージを使ってプラスの情報を脳に入力する ~

KAISERSのみなさん、KAISERSファンのみなさんに関西大学の東体育館に置いているメンタルトレーニング関係の本から一部を紹介し、みなさんの目標達成に役立ててもらうための講座です。

ぜひ参考にして下さい。

<前回の「KAISERSのメンタル強化講座」>
KAISERSのメンタル強化講座 その15 ~ 脳のしくみと感情の影響 ~

メンタルトレーニングは理解できれば直ぐにできるものではなく、考え方、行動が変わるように日々練習が必要です。日常生活から考え方・行動を変えるトレーニングをしていきましょう。


前回に引き続き、『№1メンタルトレーニング』(西田文郎 著)から一部ご紹介します。

【プラスデータを脳に入力する】

・「さあ、練習だ」が入力されると、「また、練習かあ。かったるいなあ」を出力する人もいるし、「よーし、頑張るぞ」という、気合いの入った出力になる人もいます。当然「かったるいなあ」という否定的な出力より、気合の入った「頑張るぞ」を出力できた肯定的な脳のほうがサクサク動いて、体の動きもよくなります。
・この「入力」と「出力」の仕組みがわかれば、私たちはもっと自由に脳を使えるようになります。つまり、自分の心をコントロールできるのです。
・脳の仕組みは非常にシンプルで、過去に入力されたデータに基づいて否定的になったり、肯定的になったりするだけなのです。
・過去の試合で負けた― これはどうしようもない事実です。しかしほとんどの人は、その単なる事実のうえに、別のデータをどんどん入力しています。負け試合を何度も振り返って、「あいつは強い」「とてもかなわない」。また、対戦相手の名前を聞いて、「まいったなあ」「初戦敗退だ」。会場で相手の姿を目にしたときは、「うわ、自信満々じゃん」「これじゃ勝てそうにないよ」。じつは、そういう思いも、新しいデータとして蓄えてしまうのが私たちの脳なのです。
・現実からきたリアルな入力も、脳が内部でつくり出した思いやイメージのようなバーチャルな入力も、同じように記憶データとして残るということです。
・ほとんどの選手は、試合に負けるとそのことに対し、いろいろなマイナスのデータばかり入力しているので、脳はどんどん“不快”になっていきます。
・負けず嫌いの選手は、負け試合を思い出すたびに、「ダメだった」ではなく、「次は勝つぞ」「負けないぞ」という思いを入力します。
・“勝ち”のイメージや、思い描いた喜びが、データとしてだんだん増えていきます。ついには負け試合のマイナスイメージ、マイナス感情を、いつの間にか圧倒して、本当にその気になってしまうのです。
・脳にとっては、現実体験によるデータ入力も、イメージによるデータ入力もほとんど変わらないということです。もちろん現実のほうが強いインパクトを持っています。そのかわりイメージは何度も入力できます。

など


★スポーツアドミニストレーター(SA)からのアドバイス★

過去の経験をもとに自分の考えや価値観が形成されていきます。その考えや価値観によって、現状に対して自分の感情が生まれます。
良い経験をたくさん積み重ねていくことで、プラスの考えや思考になり、プラスの感情がうまれます。
実際に優勝することができなかったとしても、勝つことや優勝することのイメージを何度もすることで、あたかも勝った経験があるように蓄積されていきます。
イメージするのはいつでもどこでも何度でも可能です。上手く活用していきましょう。
また自分に対しても人に対しても否定の言葉ではなく肯定の言葉を使うことで、プラスのイメージがインプットされます。
・負けないようにしよう   ⇒ 勝てるようにがんばろう
・ミスをしないようにしよう ⇒ 確実にプレーしよう 全力を出そう

『No.1メンタルトレーニング」(西田文郎 著)

KAISERS Talkポスター(詳細)

東体育館内にあるスポーツ関連の書籍庫

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