本学の体育会本部(西之園友諒本部長、法学部4年)が14、15両日、ホテルフクラシア大阪ベイでクラブの発展と結束力を高めることを目的に「2019年度リーダーズキャンプ」を開催し、本学体育会KAISERSの45クラブの主将、主務ら140名が参加しました。
リーダーズキャンプは毎年12月に「理想のチームを率いる自分らしいリーダー像の確立」を主目的に各クラブの新幹部を対象に行われており、「自分らしさを活かしたリーダー像の確立」「理想のチーム像の確立」「理想のチームになるための自分らしい取り組みの明確化」という3つの目標を掲げて、参加者たちは2日間みっちり学びました。
リーダーズキャンプは大きく講演会と討論会の2つで構成されています。1日目に行われた講演会では、アジア人として初めて室内アメフットプロリーグ「AFL」でフル出場を果たした経験を持つ元野勝広氏(株式会社アスリートアンドウェブ代表取締役)が、理想のチームを作り上げる方法やリーダーに求められる能力、姿勢について話をしました。日米で7チームに所属したことや体育会専門の就職支援会社を経営している経験に基づいて語られる言葉に学生たちは熱心に耳を傾けていました。
2日目の講演会では、今シーズンでチームを引退して学生オブザーバーとして参加した林拓磨前主将(バレーボール部)、小坂田知哉前主務(サッカー部)、そして上林真己前副将(水上競技部)の3名が、それぞれ自分たちが実際に目指してきたチーム、そしてリーダー像を目指していく中での取り組みや成果について後輩たちに披露しました。
また、2日間で延べ5回行われた討論会では、参加した140名が12班に分かれて、「自分らしさを理解する」「自分らしさを活かしたリーダー像を確立する」「理想のチームを率いる自分らしいリーダー像」などのトピックスについて、昨年のリーダーズキャンプを経験している学生オブザーバーたちがサポートしながら参加者たちが討論。それぞれのクラブでどのようなリーダーシップを発揮していくことがよいのか、その発見に努めていました。
2日目の最後には、講演会や討論会を重ねて学んで導き出した自分のリーダー像に基づいて「決意表明」を行いました。「全国制覇」「2部昇格」など具体的な成績を目標に掲げるクラブもあれば、「4年生が模範となる」「一番熱いプレーをする」など最上級生が自分の姿を見せてチームを引っ張っていくことを力強く宣言するクラブもあり、まさしく自分を活かしたリーダーシップが体現された決意表明となりました。
リーダーズキャンプの講評を行う岡本哲和・学生センター所長
決意表明をするテニス部・山尾玲貴主将(商学部3年)