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【野球】明治神宮大会決勝で慶応大に0−8で敗れて初の準優勝!47年ぶり2度目の優勝ならず

第50回明治神宮野球大会の決勝が神宮球場で20日に行われ、2年ぶり7回目の出場を果たした本学野球部(関西第一代表/関西学生)は慶応大学(東京六)に0−8で敗れ、47年ぶり2度目の優勝はならなかったものの、初の準優勝に輝きました。

「内容のあるゲームがしたかった」と悔しさをにじませた早瀬万豊監督。「(先発の)森は自分のピッチングを十分にしてくれたが、攻撃の方がなかなか(慶応大学先発の)高橋君のタイミングを外すボールに合わせられなかったところが敗因じゃないかな」。

関西大学47年ぶりの深紅の優勝旗を阻んだのは慶応大学・高橋でした。関西大学は2回戦の金沢学院大学戦で7安打5得点、準決勝の東海大学戦では延長10回で10安打8得点と打線は決して湿りがちというわけではありませんでした。しかし、これまでに対戦したことのないタイプで変化球を巧みに操る左腕・高橋に7回まで無安打無得点に封じ込められました。

「独特なカーブ、スライダー、そしてチェンジアップにうちの選手がどうしてもタイミングが取れなかった。第1打席に取れなくて、第2打席で合わせてくれるかなと思っていたが、普通の投手にはないような独特な変化球だったので、そこでタイミングをずらされたまま、3打席目、4打席目となってきた」と早瀬監督。関西大学の攻撃イニングがあれよあれよという間に進んでいきました。バッターボックスの位置を変えたりして何とかタイミングを合わせようと対策を講じた関西大学でしたが、7回まで7奪三振、9つの内野ゴロに打ち取られて高橋の術中にはまってしまいました。

47年前の本大会2回戦で慶応大学と対戦した時は、関西大学のエースだった山口高志投手(現・本学野球部アドバイザリースタッフ)が無安打無得点に慶応大学打線を抑え、1−0で関西大学が勝利していました。その時の慶応大学のリベンジか?神宮球場全体がそんな予感を感じさせる雰囲気へと変わっていきました。

関西大学の先発・森翔平(商学部4年)は初回こそ慶応大学4番・郡司にツーランを浴びたものの、2回以降は7回まで1安打無失点に封じ込める力投を見せました。しかし、3連投の疲れが見えてきた8回、森が慶応大学打線につかまって連打を浴びたところで降板。関西大学応援席から好投を讃える拍手が送られました。

2番手には右肩痛で秋季リーグ戦は投げられずにもがいてきた肥後皓介(人間健康学部4年)がマウンドへ。前日の東海大学戦では3番手で登板して3回を投げて6奪三振と快投しましたが、2本の長短打を浴びてこの回4失点と慶応大学打線を抑え込むことができませんでした。

4年生の2投手がやられた関西大学打線がようやく見せ場を作ったのが8回裏でした。侍ジャパン大学日本代表候補に選出されている野口智哉(人間健康学部2年)が高橋のボールに逆らわずにうまくおっつけて左前安打を放つと、代打・原拓海(法学部4年)も基本に忠実なセンター返しで続きました。しかし、前日の東海大学戦で逆転の適時3点二塁打を放っている久保田拓真(社会学部2年)が併殺打、そして松島恒陽主将(人間健康学部4年)が本大会最初で最後の打席に代打として立ちましたが、サードゴロに倒れて本塁に走者を生還させることがついにできませんでした。

試合終了の挨拶を終えた関西大学ナインには労いの拍手が届けられました。47年ぶり2回目の優勝を大阪に持ち帰ることが叶わなかった指揮官でしたが、今季のチームのスローガンである『一丸突破』で試合をする選手だけでなく、関西大学が一体となってここまで戦い切れたことに感謝の言葉を述べて神宮球場をあとにしました。

「素晴らしいスタンドで日本一だと思って、リーグ戦の時から素晴らしい応援をしてくれていた。応援団、4回生を中心にベンチに入っていない選手がここまで応援してくれた。そして、校友会、OB・OGの皆さんが本当にたくさん来てくださって、そういった中で野球が披露できるというのは本当にやりがいだったんですが、もう少し競ったゲームで盛り上がった状況を我々が作っておればという悔いは残る。でも、選手は最後まで全力で戦ったのは間違いないので、こういう点差になったけども、完封されたけども、そういう姿は最後まで見せてくれたと思う」

<明治神宮野球大会準決勝対東海大学戦の勝利の瞬間や決勝戦対慶応大戦での応援の様子を下記にて公開中!>

明治神宮野球大会で初の準優勝に輝いた本学野球部(関大スポーツ編集局提供)

先発の森(左)からマウンドを託される肥後(中央)と早瀬監督(関大スポーツ編集局提供)

試合後に関西大学応援席に向かって挨拶をする松島主将と関大ナイン(関大スポーツ編集局提供)

【動画】明治神宮野球大会準決勝の東海大戦勝利の瞬間や決勝戦での応援の様子
http://www.kansai-u.ac.jp/sports/media/IMG_LOHG1477.MOV

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