本学女子バレーボール部がサマーキャンパスと同じ3日、4日の2日間に渡って「KAISERS CUP」を本学千里山キャンパスの中央体育館で開催しました。バレーボール部員出身の高校、中学校を中心に高校7チーム、中学校4チームの計11チームが参加し、バレーボール部員によるバレーボール教室や、指導者やチームのマネジャーを対象に本学ATルーム学生トレーナー部によるバレーボールクリニック、そして本学バレーボール部も交えて参加校同士の試合が行われました。
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セッティングされた6面のバレーボールコートにバレーボール部員が数名ずつに分かれて、ウォーミングアップの方法やレシーブ、トスなどの基本的動作を参加者に1つ1つ丁寧に指導しました。川西花菜子主将(人間健康学部4年)が「中・高校生にわかりやすく伝えることが難しいなと感じた。専門的なことばかりを言うとわからないので、伝え方や(参加者との)温度差が生じないように心がけた」と話すとおり、真剣な指導の中にも時折“遊び”の要素も取り入れながら、中・高校生たちを上手にリードしていました。
指導する側に回ったKAISERSのメンバーたちもひたむきな中・高校生のプレーから学んだこともありました。小林礼奈主務(人間健康学部4年)は「素直なところが私たちには足りていないと感じました。逆に、高校生の元気なパワーをもらった気がします」と感謝を口にしていました。
京都成章高の2年生は「大学生が細かいところまで指導してくださって、わかりやすくてプレーしやすかった。ブロックのステップのことについて教えていただいて、自分が出来ていない部分がわかった」と笑顔を見せていました。また、三重・松阪高から参加した2年生は「自分たちのバレーは喜び方を意識していて、大学生からうれしい時は大きく喜んだり、悔しい時は思い切り悔しがるということを教えてもらった。このことを自分たちのものにしていきたい」と話していました。
閉会式で挨拶をした女子バレーボール部の岡田哲也監督(本学スポーツアドミニストレーター)は「暑い中でしたが皆さんが楽しくやっていただいたことが一番良かった。関西大学バレー部は部員たちが自分たちで考えてチームの運営を行っている。それぞれの高校、中学校で先生たちの指導も大変ありがたいことだと思うけど、自分たちでいろいろと考えることで指導してもらっていることがよりたくさん吸収できると思います。そうすればもっとバレーボールが楽しくなります」と参加した中・高校生たちにアドバイスを送っていました。
中・高校生に指導を行う女子バレーボール部員たち
ブロックの指導を行う岡田哲也監督
「KAISERS CUP」に参加した中・高校生と本学女子バレーボール部