9月6日（土）、大阪・関西万博 TEAM EXPO パビリオンにて、中等部3年生と高等部の代表者が発表を行いました。

　中等部3年生はJapanese Culture Festival の発表を行い、書道、折り紙、祭りなど多様な日本文化を日本語と英語で来場者に紹介し、体験してもらいました。発表を通じて、普段あまり意識して考えない日本文化について理解を深めるとともに、10月に実施予定のカナダ研修旅行に向けて、文化交流の大切さを体感する機会となりました。

　高等部の代表生徒たちは 「アートがつなぐ、自由で豊かな未来」 をテーマに、菅公学生服株式会社様、Able Art Company様と共同で取り組んできた探究学習の成果を発表しました。ファッションショー形式で制服の歴史を振り返り、日本における学生服の変遷を来場者に紹介し、その後、未来の体操服として、エイブル・アートを取り入れた体操服のデザインを提案しました。アートを通じて多様性を尊重し、誰もが自分らしく、いきいきと生活できる、障がいをつくらない社会を体現する体操服の提案は、「自由で豊かな未来」への具体的なビジョンを示しました。

　学校での学びを社会に発信し、来場者の方々と意見を交わす中で、生徒たちの探究心や創造的な思考は大きく広がりました。大阪・関西万博の会場は、まさに学びと社会をつなぐ特別な場だったと思います。これからも、学校の中だけにとどまらず、学びを実社会へとつなげる活動に積極的に取り組んでいきます。