日韓交流プログラム受け入れ
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本校では、昨年度より、韓国の文化・語学学習や、韓国の華城市にある東灘(ドンタン)国際高等学校(Dongtan Global High School、동탄국제고등학쿄)と交流する日韓交流プログラムを開始しました。今年度も、5月29日(木)・30日(金)に韓国から16名の生徒が来校し、授業を一緒に受けたり、京都で一緒に伝統文化体験をしたりました。
〇5月29日(木)韓国生徒受け入れ1日目
朝、高等部1・2年生の本校プログラム参加者たちが西門で韓国の生徒たちを迎え、一緒に各教室へ向かいました。本校の生徒たちは、前日の韓国語講座で、対面した時に言う挨拶やバディ生徒の名前の読み方を練習しましたが、韓国の生徒たちも同じように、到着前に日本語での挨拶を練習していたようです。対面した瞬間には、お互いの笑顔もたくさん見られました。
韓国の生徒たちは職員室で挨拶をしたあと、校長室で本校教員からオリエンテーションを受け、2時間目から授業に参加しました。


本校の国際交流では、バディ制度を基本としており、本校の生徒と韓国の生徒が1対1でペアになり、学校生活や課外活動をサポートしながら一緒に活動を行います。今回は韓国から16名が来校とのことで、本校のプログラム参加者に加え、国際交流委員の生徒たちも一緒に韓国の生徒たちの学校生活をサポートしてくれました。
午後からは、電車で京都に向かい、日本の文化体験として和菓子作りをしました。その後はグループに分かれ、駅周辺を一緒に散策しました。

〇5月30日(金)韓国生徒受け入れ2日目
30日の午前中は、各クラスで一緒に授業に参加しました。バディ以外のクラスの生徒もたくさん話しかけてくれ、韓国の生徒たちもクラスの雰囲気に馴染めたようです。


午後からは、初等部と中等部の授業に参加しました。
初等部では、まず4年生との交流をしました。グループに分かれ、それぞれの児童たちがiPadを使用し自分の得意なことを説明しました。そのあと韓国の生徒たちにやり方を教えながら一緒に楽しみました。 次に、2年生の教室に移動し交流しました。始めに、韓国の生徒たちがスライドを使用し、英語と日本語も交えながら韓国についての簡単なクイズをしてくれました。初等部の児童たちは大いに盛り上がりました。クイズのあとはグループに分かれて韓国と日本のゲームを楽しみました。


30日の最後には、国際交流委員が中心になり、文化交流セッションを行いました。最後にはお土産や書いた手紙を交換し、名残惜しさで涙を流す生徒もいました。昨年よりも多い16名の受け入れとなりましたが、国際交流委員や日韓交流プログラム参加者など、生徒のみなさんが中心となって取り組んだことで、とても有意義な時間になりました。

本校の日韓交流プログラム参加者は、12月に韓国を訪問予定です。再会する日が今から楽しみです。