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平成26年度 文部科学省 指定 スーパーグローバルハイスクール 最新情報 平成26年度 文部科学省 指定 スーパーグローバルハイスクール 最新情報

【高等部3年生】卒業研究発表会(本選会)を実施しました

 6月21日(土)、高等部14期生による「卒業研究発表会(本選会)」を本校アリーナにて開催しました。
 この本選会には、5月31日(土)に行われた予選会を通過し、最優秀発表者として選出された4名の生徒が登壇しました。各発表者は、それぞれ12分間の発表と12分間の質疑応答に臨み、2年間の探究学習の成果を堂々と披露しました。会場には高等部1年生から3年生までの生徒が聴衆として参加し、真剣な眼差しで発表に耳を傾けました。
 質疑応答の時間には、学年を問わず多くの質問が寄せられ、研究の背景や方法に対する鋭い指摘や、発表者の思考をさらに深めるような問いかけがあり、発表者は質問に丁寧に答えていました。

社会系列 経済産業ゼミ 服部 光希 さん
AIの発展による教育への影響 - 人工知能時代を生き抜くために -

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自然系列 都市環境ゼミ 池田 恵理子 さん
新たな医療のかたち - 在宅医療の普及とその影響 -

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人間系列 国際協力ゼミ 河合 眞優 さん
マラウイ共和国における子どもたちの夢を紡ぐ学び舎づくり - 伝統知×サステナブル建築技術の建設工法提案 -

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安全系列 危機管理ゼミ 南野 琥太郎 さん
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 発表終了後には、発表者4名と、プロジェクト委員長が登壇し、「3年間の探究活動をふりかえって」をテーマとした座談会が行われました。座談会では、夏のフィールドワークでの学びや苦労、課題研究を進める際の工夫や心構えなどについて、インタビュー形式で語られました。これから課題研究に本格的に取り組む1・2年生にとって、大いに参考となる内容がたくさんあり、探究への意欲を高める貴重な機会となりました。
 最後には、関西大学法学部の大津留智恵子先生および、関西大学社会安全学部の髙野一彦学部長より、講評とこれから研究に臨む高等部生全体への温かいメッセージをいただきました。

 本発表会は、3年生にとっては3年間の探究活動の集大成を披露する晴れの舞台となり、これまでの努力を多くの人に届ける場となりました。一方で、下級生にとっては、先輩たちの姿から多くを学び、これから自分たちが歩む探究の道筋をイメージする、非常に有意義な時間となりました。
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