関大アライ会が関西大学北陽高校で人権学習講演を実施

 2025年3月6日(木)、関西大学北陽高等学校において、関大アライ会(本学職員による自主研究会)が高校1年生438名を対象に「LGBTQ+」をテーマとし人権学習の講演を行いました。本講演の目的は、生徒一人ひとりが「一人の人間として」「北陽高校の生徒として」、多様性を尊重するために何ができるのかを考え始めるきっかけとすることです。

 講演は8時50分から9時50分まで実施され、高校1年生の生徒たちが参加しました。関大アライ会のメンバーが登壇し、「LGBTQ+学生の就学の妨げを取り除くために関西大学を見直し、行動できるアライを養成すること」を目指すアライ活動について説明しました。また、多様性の尊重やジェンダー平等に関する課題、さらには関西大学における具体的な取り組みについても紹介しました。

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 講演では、生徒たちが「身近なところからアライとしてできること」を考えるワークを実施しました。LGBTQ+の生徒が学校生活で直面する可能性のある困難について考え、それを解決するために何ができるかを議論しました。さらに、相手のアイデンティティを尊重しながら良好な人間関係を築く方法を話し合い、多様性を尊重し、友人を支えるアライとして具体的にどのようなコミュニケーションができるのかを考えました。

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 講演後、生徒たちからは「これから学校生活だけでなくさまざまな場面でさまざまな人と出会い、その中には同性愛者の方もいると思う。その時にお互いを尊重し合える、気持ちの良いコミュニケーションが取れるようになりたい。」といった感想が寄せられました。

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 今回の講演を通じて、生徒たちが多様性や人権について深く考え、今後の行動につなげるきっかけとなることを願っています。関大アライ会では、今後も多様性を尊重する学習環境づくりに向けた活動を続けていきます。

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