教職員対象「はっぴーあわーアライ研修」開催!

 11月29日、千里山キャンパスにて、関大アライ会(職員の自主研究会)とコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社との合同アライ研修「はっぴーあわーアライ研修」が開催されました。アライとは、性的マイノリティを理解し支援しながら、ともに差別解消を目指す人のことです。この研修は終業後の18:00から開催され、ジェンダー平等や多様性への理解を深める特別な機会として、関西大学からは関大アライ会のメンバーを含む12名の職員、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社からも10名のスタッフが参加しました。

 研修の幕開けは、コカ・コーラ社製品での乾杯からスタート。終業後ということもあり、参加者たちは仕事の疲れを忘れ、リラックスした雰囲気の中で研修を受講することができました。

 乾杯の後、関大アライ会から関西大学でのジェンダー平等に向けた取り組みについて発表し、LGBTQ+の学生が大学で学ぶ際に直面する困難について共有しました。さらに、関西大学での取り組み例として、「誰でもトイレ」の設置、国際学生寮でのオールジェンダー(性別を問わない)ユニットの導入、性別欄のない履歴書の作成などが紹介し、大学がどのように環境整備に取り組んでいるかを伝えました。

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 続いて、特別ゲストとして登壇したコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社の林真伸様(DE&I課)から、LGBTQ+の人々が職場で直面する困難についてや、同社の取り組みが発表されました。具体的には、社員のドレスコードから「男性」「女性」といった性別指定を廃止したことや、性別移行休暇制度の導入、経営層や全管理職、人事部門、新卒採用面接官を対象としたLGBTQ+に関する研修などの事例が紹介されました。これらの取り組みは、職場環境の多様性を高めるだけでなく、全社員が安心して働ける環境をつくるための重要なステップであることが示されました。

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 イベントの締めくくりには、両社のスタッフによるオープンディスカッションが行われ、「大学と企業がジェンダー平等のためにできることは何か?」をテーマに活発な意見交換が行われました。終業後ということもあり、リラックスした雰囲気の中で、参加者たちは多様な視点を共有し、自分たちの職場や環境で実践できる具体的なアクションについて議論を深めました。今回の「はっぴーあわーアライ研修」は、終業後の時間を活用しながら、大学と企業が協力して多様性を尊重する社会の実現に向けた新たな一歩を踏み出す貴重な場となりました。これからもこのような取り組みを続け、ジェンダー平等の推進に向けてさらなる努力を続けていきます!

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