2024年10月09日
イベント報告
関西大学・法政大学・北海道大学の三大学と札幌市・下川町二つの自治体が合同で「カーボンニュートラル夏季短期学習プログラム」(事前学習8/28、フィールドワーク9/4~6,事後学習9/17)を実施しました。
本プログラムはオンラインによる事前・事後学習と北海道の現地フィールドワークを通じて、それぞれの地域におけるカーボンニュートラルの取り組みを学び、他大学生とともに社会課題の解決に向けた議論を行うことでカーボンニュートラルの観点からより良い未来社会のあり方を考え、地域住民との交流により参加者の知見を深めることを目的として昨年度から実施しています。
事前学習(8/28)では、オンデマンド教材や国土交通省の資料等を活用した事前課題の振り返りを行った後、地域ごとのエネルギー戦略・カーボンニュートラルの取り組み紹介として、関東地域からは東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社様、関西地域からは関西電力株式会社様にそれぞれご登壇いただき、各企業・地域の取り組みをお話しいただきました。その後、3大学の学生が混成のグループに分かれ、オンライン上で地域ごとの特色などについて意見交換を行いました。
フィールドワーク初日(9/5)は、北海道大学に3大学の学生30名が集まり、北海道ガス株式会社様・北海道熱供給公社様ご協力のもと、脱炭素に向けた取り組みに関する講義や、本社発電所、中央エネルギーセンターを見学しました。 その後は北海道大学総合博物館に移動し、博物館を見学した後、札幌市環境局様より札幌市の脱炭素先行都市としての取り組みについて講義いただきました。 札幌市におけるエネルギー戦略について、事前学習での関東圏・関西圏との事例とも比較しながら実際の施設を見学することで、その違いをより体感できる有意義な一日となりました。