SDGsに関する関西大学の行動指針を策定しました。

2019年11月28日

SDGsに関する関西大学の行動指針

関西大学

 関西大学は、人間、地球、豊かさのことを考え、国際社会の協働的パートナーシップの下、自由で平和な世界を実現できる「考動力」と「革新力」を兼ね備えた人材を育成し、SDGsに資する研究や社会貢献を展開していきます。


 国際連合は、2015年9月に「われわれの世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」を発表しました。そこには、「誰一人置き去りにしない」(No one will be left behind)社会を目指すという共通の理念が提示され、その実現に向け、SDGs(持続可能な開発目標)が策定されました。この理念の下、すべての国とすべてのステークホルダーが、国際社会のパートナーとして、お互いの持てる力を出し合いながら、SDGsに取り組んでいます。国際社会のパートナーの一つである関西大学は、この理念にもとづいた研究・教育・社会貢献の展開、そして組織運営を通じての行動が求められています。

 関西大学は、1922年以来、「学の実化」(学理と実際との調和)を大学の理念としてきました。学問と現実社会の調和を意味するこの言葉は、関西大学が教育・研究・社会貢献を三位一体として伝統的に考えてきたことを示しています。創立130周年を機に作成された関西大学の長期ビジョン(Kandai Vision 150)は、「多様性の時代を、関西大学はいかに生き抜き、先導すべきか」というテーマを掲げ、以下のような全体像を宣言しています。

      自然と調和した、平和で希望に満ちた社会を探究し、それをめざした弛まぬ変革を支え、

      これらを実現する人材の育成に努めていく。多様な文化とその価値観を尊重し、柔軟かつ

      幅広い視野で物事を捉え、「考動力」と「革新力」をもって、新たな世界を切り拓こう

      とする、強い意思を有する人材を数多く輩出することで広く社会に寄与したい

                        (Kandai Vision 150 全体の将来像 より)

 国連の2030アジェンダは、人間、地球、豊かさ、平和、パートナーシップという5つのP(People、Planet、Prosperity、Peace、Partnership)をSDGsのキーワードとしています。関西大学は、自分ひとりのためでなく人類全体に思いをはせ、母なる地球を意識しながら、豊かさを追求できる「考動力」溢れる学生を育成します。一人ひとりが自由であり、世界のあらゆる人々、組織、国とつながって、社会をよりよくしていくことのできる「革新力」と、国際社会の協働的パートナーシップにより、平和を希求していく強い意志をもつ人材を社会に送り出します。

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