堺市との地域連携事業「堺市医師会との連携シンポジウム」を開催しました。

  堺キャンパスで2日、堺市医師会との連携シンポジウム「終活としてのアドバンス・ケア・プランニング(ACP)~元気なうちに準備すること~」を開催しました。本イベントは、堺市健康福祉局および堺市医師会との連携のもと、地域における高齢期を豊かに暮らす意味について、市民の方々と一緒に考えることを目的とするものです。

  「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」とは、患者やその家族が、医療・介護関係者らとともに、人生の終末期における治療方針などについて話し合う過程のこと。昨年11月、厚生労働省よりその日本語の愛称を「人生会議」と称することが発表されました。

  シンポジウムは人間健康学部の黒田研二教授の司会進行で実施。第1部の基調講演では、堺市立総合医療センターの大武陽一氏が「終活としてのアドバンス・ケア・プランニング(ACP)人生会議」を演題に、人生のシナリオと人生会議の意義などについて、事例を示しながら解説しました。

  つづく第2部のパネルディスカッションでは、堺市医師会の岡原和弘氏、介護老人保健施設ベルアモールの森山正史氏、大阪府立大学の岡本双美子氏が登壇。「在宅医療」「介護老人福祉施設」「臨床死生学」をキーワードにアドバンス・ケア・プランニングについて議論が行われ、医療と介護の現場や関西大学における取り組みなども紹介されました。

  休憩時間には、人間健康学部と堺市が共同開発した『堺コッカラ体操』が実演で紹介され、同じ動きを試す参加者の姿も見られました。自分らしい人生のアドバンス・ケア・プランニングを考える本シンポジウムは、盛況のうちに幕を閉じました。

堺市医師会との連携シンポジウム

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