2018年10月31日
イベント報告
千里山・高槻・高槻ミューズ・堺・北陽キャンパスで25日、本学独自の防災啓発行事「関大防災Day2018~広がれ!みんなの安全・安心!~」を実施しました。本行事は2010年から実施しており、今年で9回目を迎えました。当日は学生・教職員のみならず多くの地域住民も参加し、約1万人が防災について考える機会となりました。
地震避難訓練では、授業中にマグニチュード7.6の「上町断層直下型地震」(震度6強以上)が発生したと想定し、学生・教職員の避難から誘導、安否確認に至るまでを本学オリジナルの「地震対応マニュアル」に基づき実施。学内の避難時に記入する「安否確認シート」と「緊急連絡メールシステム」を併用して安否確認を行いました。
千里山キャンパスでは、大学・地域協同による炊出し訓練をはじめ、火災発生時の煙体験や水害時の浸水時ドア開閉体験、日本赤十字社による応急処置体験、消火器・消火栓放水体験、降下型の避難器具体験や、歩行の困難な人が安全に階段を避難するための非常用階段避難車体験、災害用備蓄庫見学ツアーなど、防災に関連したさまざまなイベントを開催しました。
また、政策創造学部の橋口勝利教授研究室によるトークイベント「福島から学ぶ防災~東日本大震災から7年~」や、ほくせつ親子防災部(NPO法人ママふぁん関西)主催の、親子で学ぶ防災ワークショップ「大地震発生!その時ママがすることは...?」も同時に行いました。
非常用階段避難車の体験に参加した学生は、「器具について知ってはいたが、実際に人を乗せて操作したり、自分が乗って移動する体験ができて良かった。思っていたよりずっと、振動もなくスムーズに移動できたので感心した」と感想を述べました。
本学は今後も非常事態に備えて、防災や減災、災害時の安全・安心づくりへの意識啓発を行うべく、諸活動を展開していきます。
