概要
■80年以内に世界のサンゴ礁が絶滅するかもしれない。断片移植など様々な保全活動が行われているが、有効な打開策となっていないのが現状である。生体組織から単離・培養した細胞の利用は、医療にパラダイムシフトをもたらせた。サンゴ片から骨格を形成する"ポリプ"と呼ばれる軟組織を取り出して、人工骨などのヒト用インプラントに多用されているチタン表面に早期固定し、培養することにより高効率なサンゴ増殖を実現したい。様々なサンゴ種が採取可能で、現在もサンゴにとって良好な生育環境が維持されている鹿児島県の与論島に研究拠点をつくる。サポーターの方と共に一体感をもって新規なサンゴ増殖手法を確立したい。
■募集期間:2021年9月15日(水)～2021年11月11日
■目標金額:2,000,000円
■研究期間:2021年12月1日 ～ 未定(可能な限り継続)
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