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2026/10/06
レポート 考動力
自己対話からチームの場づくりまで!全5回の実践型コーチング講座 開催レポート
2026年7月25日~9月19日にかけて、関西大学梅田キャンパス(KANDAI Me RISE)にて、全5回の「より良い関係性を生み出すコーチング 〜 人間関係のストレスを減らし、挑戦できる個人・組織へ〜」を開催しました。
今回、講師にお迎えしたのは、伊藤忠商事での組織開発などを経て、10年以上コーチとして活躍されている能登隆太氏。参加者には、定年退職後を見据える方から現役大学生まで幅広い年代が集まり、和やかな雰囲気でスタートしました。
【第1回】自分の背中は自分で見えない!?名経営者も実践するコーチングの真実
名経営者が「コーチ」をつける理由とは?
記念すべき第1回講義の冒頭、「そもそもコーチングとは何か?」というテーマからスタート。 なんとゼネラル・エレクトリック社の元CEOジャック・ウェルチ氏が、ビジネス経験のない若い女性をコーチにつけていたという驚きのエピソードが紹介されました。
自分の背中は自分では見えないからこそ、客観的な視点を与えてくれる存在が必要なのだと解説。そして、講師が語るコーチング唯一のルールは「アドバイスをしないこと」。自分の経験からの助言は相手の視野を狭めてしまうことがあるため、新しい視点を提供する問いかけが大切だと説明します。
もしもあなたがアーティストのコーチだったら?
実践ワークでは、「明日、本番を控えて緊張しているアーティストにどんな質問をするか?」というユニークなシチュエーションに挑戦! 「今」の感情だけに注目するのではなく、プロならではの時間軸をずらす質問の工夫が紹介され、参加者の皆さんから「その視点はなかった!」と感嘆の声が上がっていました。
【第2回】1日6万回の自分との会話を変える!自信を育てる小さな約束とは?
セルフトークが人間関係を映し出す鏡になる
人は1日に約6万回もの「自己対話(セルフトーク)」を行っているのだそう。特に重要なのは、「自分にかける言葉は、そのまま他者への関わり方に投影される」という事実。人に優しくなるためには、まず自分との関係性を整えることが先決なのだと、ハッとさせられました。
さらに、自信を育てるために必要なのは大きな偉業ではなく、「朝部屋を片付ける」「お皿をすぐに洗う」といった自分との小さな約束を守り続けること。地道な自己信頼の積み重ねこそが、揺るぎない土台になると語っていただきました。
心にブレーキをかける、思い込みの鎧
後半では、「〜すべき」という外部の基準を内面化したアイデンティティについてのワークを実施。 かつて自分を守るためのお守りだった思い込みが、いつしか新しい挑戦を阻むブレーキに変わっていないか。参加者一人ひとりが自分の内面をじっくり見つめ直す、とても貴重な時間となりました。
【第3回】「きき上手」のその先へ!相手の心を開く「本当のきき方」とは?
第3回では、いよいよ「周囲との関係性」にスポットを当て、相手の心を開く「きき方」の極意を深掘りしていきました。
「聞く」と「聴く」の違い、ちゃんと持てていますか?
講座ではまず、情報を受け取る「聞く」と、心を寄せる「聴く」の違いについて議論しました。 講師から投げかけられたのは、相手が話している間、あなたは自分の頭の中で何を考えていますか?という問い。アドバイスや返答を焦るのではなく、「相手のペースをちゃんと待てるか」が安心感を与える最大の鍵になるのだと実感しました。
「自分の辞書」で勝手に変換しない
また、日常会話でよく使われる「成長したい」「いいキャリア」「しんどい」といった言葉の定義は、人それぞれ全く異なります。 自分の価値観で勝手に決めつけるのではなく、相手がどんな世界観でその言葉を使っているのかを丁寧に聴き出すこと。さらに、言葉だけでなく表情や声のトーンといった「非言語のサイン」に意識を向けるトレーニングを行いました。
【第4回】モヤモヤを具体的な行動に変える!「質問力」と「チャンクダウン」の実践
問いかけは「過去の反省」ではなく「未来と行動」へ
第4回講義の前半は、コーチングにおける「質の高い質問」について。 失敗の原因や過去のミスを追及するのではなく、「本来のゴールに向かってどう行動するか」に焦点を当てることが重要なのだそうです。問いかけひとつで相手の捉え方が増え、意識と行動が変わっていくプロセスを学びました。
曖昧な言葉を分解する「チャンクダウン」
後半は、成長したい、しんどい、といった曖昧な悩みを具体化する技法「チャンクダウン」に挑戦。「詳しく言うとどういう状態?」「例えるとどんな感じ?」とペアで問いかけ合い、相手の頭の中にあるモヤモヤを紐解いていきました。さらに、相手の人格を否定せず事実と感情を伝えるフィードバックの実践など、現場で即使えるスキルを学びました。
【第5回】個人から「場」を動かす存在へ!全5回で起きた変化とグループコーチングの秘訣
チーム全員の思考を活性化させる「場づくり」
最終回のテーマは、複数人や組織に働きかける「グループコーチング」。 発言の偏りをなくし、全員が平等に意見を出せるフレームワークや、ホワイトボードを使って頭の中の思考を可視化・整理するファシリテーションの手法を学びました。場の空気が重いときの工夫など、組織を前進させる具体的なテクニックに皆さん興味津々でした。
5ヶ月間で訪れた、自分自身の大きな変化
講座の締めくくりには、全5回を通じた自身の変化を振り返るシェアタイムを設けました。 単なるスキルの習得にとどまらず、「自分との向き合い方」や「相手の話を聴くスタンス」そのものが変わったという声が次々と上がり、受講生同士で成長を称え合う温かい時間に包まれました。
参加者の皆さんの声
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これまでで最も面白い講座だった。実生活への活かし方、今後継続して学んでいくイメージがかなり沸いた
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受動的に学ぶのではなく、実践の場で体感した上で、講師からのフィードバックや他受講者の意見や感想も聞けたので、学びが増える実践的で質の高い講座だった
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枝葉の知識ではない、本質的な学びがたくさんあってよかった。生きた学びだと感じた
おわりに
自分を大切にし、相手を尊重し、温かい関係性を築いていく。全5回で培った「あり方」は、参加者の皆さんにとって今後のキャリアや人生を支える大きな武器となったはずです。
Kan-Daiリカレント+では、これからも「今の自分を変えたい」「仲間と共に学びたい」という方を全力で応援していきます。気になる講座があれば、ぜひ梅田キャンパスへ一歩踏み出してみてくださいね!
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