2010年8月30日研究会詳細
2010年8月30日(月) 13:00~17:00(研究会は終了しています。)
「信頼研究におけるベイズ推定を適用した共分散構造分析の利用」
「信頼データベース構築と分析」チーム-第1回研究会
講 師:紺田広明氏-社会的信頼システム創生センターRA
場 所:関西大学リサーチアトリエ 楽歳天三
【概要】 共分散構造分析は、計量社会学においてもっともポピュラーな分析手法の一つとなっているが、時系列分析的要素を取り入れるなどモデル構成も先進的に展開しており、また推定方法もベイズ推定を適用するなど、K. G. JoreskogやP.Bentlerの開発当初のモデルから変貌を遂げつつあります。 共分散構造分析は、信頼生成要因の分析手法としても、もっとも有力な手法であり、すでに信頼研究での利用実績も多くみられます。第1回の研究会では、この共分散構造分析について、若手の有望研究者である紺田さんに基礎・現在のモデルの展開・ベイズ推定法の適用とその解釈などについて解説・紹介いただきました。さらに、信頼データをつかってAMOSによる分析の実践を学び、分析結果について共同での検討を行いました。