2023年度 飛鳥史学文学講座 11月12日(日)に第5講・第8講終了
23/11/16
11月12日(日)、午前10:00より本学文学部教授の井上主税氏による第5講、午後13:00より同じく本学文学部教授の西本昌弘氏による第8講を開催。
小雨がぱらつき肌寒いなか、今回もたくさんの方にご来場いただきました。
第5講は、「新羅月池(雁鴨池)の構造および出土遺物の特徴」を演題として講演しました。
近年発掘調査が進み、その全貌が明らかになりつつある飛鳥京跡苑池。朝鮮半島の新羅の都慶州で発見されている庭園との比較研究を通じて、当時の国際関係について考えました。
第8講の演題は、「豊浦宮と小懇田宮を考える」。
飛鳥寺と並ぶ最古級の尼寺として尊重された豊浦宮と小墾田宮について、変遷を追うとともに、近年の研究成果などからその所在地を推定する内容となりました。
先生の小話に時折笑い声もあり、講義終了後には質問にいく受講者の姿も見受けられました。
次回は12月10日(日)午後13:00より、本学の客員教授である徳田誠志氏の「飛鳥の陵墓と古墳時代の終焉-「古墳」の終わりと「日本」の始まり-」を予定しております。ぜひ、足をお運びください。
■詳しくは下記URLをご覧ください
関西大学教育後援会 飛鳥史学文学講座
https://www.kansai-u.ac.jp/pa/event/asuka.html