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その他の講演・シンポジウム

開催案内 【開催案内】研究部門別発表会(第70回)(2023.12.7開催)

N(新物質・機能素子・生産技術)研究部門

N研究部門による研究部門別発表会を下記の通り開催いたします。


日 時: 2023年12月7日(木)16:30~17:50

場 所: 関西大学千里山キャンパス 第4学舎4号館 4201教室

テーマ: バイオマテリアルテクノロジーを活用した細胞の機能操作

細胞の形態や形質を人為的に制御できるようになれば、生体をも凌駕する人工臓器や再生医療(細胞治療・組織工学)の具現化に大きく近づきます。マルチモーダルな細胞や生体に対抗するための一つの戦略ツールとして、多様なバイオマテリアルテクノロジーの研究が進んでいます。本発表会では、その根幹要素となる細胞とマテリアルもしくは細胞と細胞の間で起こる相互作用を制御するためのバイオマテリアルテクノロジーを紹介します。


講演〈1〉16:30~16:45
      細胞の機能操作に資するバイオマテリアルテクノロジー
      関西大学 化学生命工学部 化学・物質工学科 教授 柿木佐知朗

ゲノム編集や遺伝子組換えなどのバイオテクノロジーだけではなく、バイオマテリアルテクノロジーも細胞機能の人為的操作に活用される。本講演では、細胞の機能操作におけるマテリアル設計戦略、特に細胞とマテリアル間の相互作用を制御するための生体分子設計について概説する。

講演〈2〉:16:50~17:50
      細胞融合を誘発できる高分子バイオマテリアルの研究開発
      産業技術総合研究所 細胞分子工学研究部門
                      上級主任研究員 寺村 裕治 氏

細胞融合は細胞同士を融合させて新しい機能性細胞を産み出すものであり、抗体産生や植物の品種改良に応用され、近年では細胞療法にも応用されている。本講演では、高分子バイオマテリアルによる細胞膜修飾について説明し、この細胞膜改変術を通して誘発できる細胞同士の接着から膜融合について解説する。

参加費:無料

申込方法:参加をご希望の方は、申込フォームより事前にお申し込みください。

【お問合せ・お申込み】
関西大学 先端科学技術推進機構
〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35
電話:06-6368-1178 FAX:06-6368-0080
E-Mail: sentan@ml.kandai.jp