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その他の講演・シンポジウム
研究部門別発表会(第54回)を開催しました。
平成29年3月2日(木)、関西大学千里山キャンパスに於いて、N (新物質・機能素子・生産技術)研究部門による研究部門別発表会(第54回)を開催いたしました。
当日は、大阪大学 産業科学研究所 川井清彦 准教授、本学化学生命工学部 葛谷明紀 准教授による講演が行われ、多数の方々にご参加いただきました。
【講演①】
「核酸ナノ構造を活用したトポロジカル超分子合成技術の創成」
関西大学 化学生命工学部 准教授 葛谷 明紀
[概要]
DNAはお互いに相補的な配列を持った二本の鎖が自発的に非常に整った右巻二重らせんを形成します。本講演では、この性質を利用した様々な分子のトポロジーを自在に制御する技術を紹介しました。
【講演②】
「核酸を利用した蛍光blinkingの理解・制御と1分子分析への応用」
大阪大学 産業科学研究所/JSTさきがけ 准教授 川井 清彦
[概要]
蛍光分子1つ1つに注目すると、しばしば点の点滅現象(=blinking)が観察されます。本公演では、核酸の構造を利用してblinkingが起こる仕組みを理解して操ることによって、1分子分析への応用をについて紹介しました。