ごあいさつWelcome

関西大学先端科学技術推進機構機構長 棟安 実治
関西大学
先端科学技術推進機構
機構長 棟安 実治

第26回 関西大学先端科学技術シンポジウムの
開催にあたって

平素より関西大学先端科学技術推進機構(関大ORDIST)の活動に対しまして、格別のご支援ご協力を賜り、感謝申し上げます。

関大ORDISTの主催により、「カーボンニュートラルと持続可能な社会-新素材、システム、バイオとエネルギー-」をテーマとして、第26回関西大学先端科学技術シンポジウムを開催いたします。昨年に引き続き新型コロナウイルスの感染に配慮し、オンライン配信による開催とさせていただきましたが、本年度はテーマ企画としてWebinarによる特別講演の配信を実施させていただくことにいたしました。特別講演では、東京大学特別教授、信州大学特別特任教授の堂免一成先生に「太陽エネルギーと水から水素を製造する光触媒システムの開発」という演題でご講演をいただきます。興味深いお話を拝聴できるものと大いに期待しております。それに加えまして、これまで通り、本学の理工系研究の取り組みをご紹介いたします。また特設Webサイトにつきましても、昨年の経験を踏まえて、より皆様にアクセスいただけるような方法を工夫いたしました。引き続き皆様の忌憚のないご意見をいただいて、よりよい形態を模索していきたいと考えております。

最後に、本シンポジウムにご参加をいただきました学外関係者の皆様と、開催にご尽力を頂戴した教員・職員・学生の皆様、ならびに、ご後援をいただいた近畿経済産業局と関西大学科学技術振興会に厚く感謝の意を表します。

関西大学 学長 前田 裕
関西大学
学長 前田 裕

第26回 関西大学先端科学技術シンポジウム 
ご挨拶

関西大学先端科学技術シンポジウムは今年で26回目を迎えます。「カーボンニュートラルと持続可能な社会-新素材、システム、バイオとエネルギー-」をメインテーマに、昨年に続いてオンラインでの開催です。例年900名を超える皆様が一堂に会する場が2年にわたって途絶えることは残念ですが、空間の縛りを超えて、研究成果の発信ができることには意義があるのではないでしょうか。

さて、コロナ禍の終息が見通せない中、社会のあり方が問われています。コロナ禍の影響を抑えるために科学技術が貢献をしたことは事実です。また、科学技術の進歩は人類の継続的な発展のためには必須です。事実、SDGsに示されるように、人類は多くの課題を抱えており、今回のテーマは、まさに、人類が科学技術に期待するところ、そのものです。

関西大学先端科学技術推進機構は、4月に5つ目のセンター、関大メディカルポリマー研究センターを新設しました。これまでのKUMPの活動を発展させる研究拠点として期待されます。このシンポジウムで示される様々な研究の成果とあわせて、関西大学先端科学技術推進機構の研究の層の厚みが感じられます。先端科学技術推進機構の発展、その成果の発表の場として中心的役割を果たす先端科学技術シンポジウムの盛会を祈念して挨拶とさせていただきます。

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