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N研究部門発表会(第80回)を開催しました。

 2026年10月1日(木)、関西大学千里山キャンパスに於いて、N(新物質・機構素子・生産技術)研究部門による研究部門別発表会(第80回)を開催いたしました。
当日は、本学 化学生命工学部 石田 斉 教授、東京大学 生産技術研究所 石井 和之 教授による講演が行われ、多数の方々にご参加いただきました。

【テーマ】
金属錯体が拓く機能性分子化学

【講演①】
金属錯体の光機能―ルテニウム錯体を例に―
化学生命工学部 教授 石田 斉

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 金属錯体が示す多彩な性質について、特にルテニウム錯体の光機能を中心に講演した。金属錯体の電子状態や光吸収、発光などの光化学の基礎を解説するとともに、光励起によって生じる電子移動やエネルギー移動、化学反応について解説した。さらに、これらの性質を利用した光エネルギー変換、触媒反応、医療分野への応用など、金属錯体の可能性について紹介した。


【講演②】
機能性分子化学~発見・展開・社会実装~
東京大学 生産技術研究所 教授 石井 和之 氏

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 光化学、スピン化学、錯体化学を基盤とする機能性分子化学について、基礎研究から応用・社会実装に至る幅広い研究展開について講演いただいた。新しい現象を見いだし、その原理を明らかにする「知の探究」と、得られた化学的知見を機能性材料や技術へと展開する「社会還元」の両面から、分子のもつ機能を引き出す研究の考え方とその具体例について紹介いただいた。