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2025.07.02
小学校への出張講義報告(高槻市立阿武山小学校)(2025.6.12)
2025年6月12日(木)、高槻市立阿武山小学校の6年生3クラスを対象に出張講義を実施しました。
講義のテーマは「聴こえない音:超音波を見よう」(関西大学 山本先生) でした。
超音波の性質をうまく利用して生活している動物は何かを問う質問では、イルカやコウモリ等多くの回答がありました。イルカが反響定位のときに使う器官の名前を知っている児童はほとんどいません。
「メロン」という脂肪でできた器官であり、超音波の指向生をコントロールしていると考えられています。その器官の名前は高級フルーツの名前と同じであるというヒントを出すと、メロンと答える児童がとても多かったのが印象的です。
今の子供達にとってもメロンは高級なフルーツなのですね。
また、イルカやコウモリの能力を応用した医療機器を問うとエコーという答えがすぐに返って来ました。超音波診断装置という名称よりもエコーの方がより一般的に理解されていることが良く分かります。