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2024.07.17
小学校への出張講義報告(高槻市立郡家小学校)(2024.7.5)
2024年7月5日(金)、高槻市立郡家小学校の6年生3クラスを対象に出張講義を実施しました。
講義のテーマは「顕微鏡で生物を観察してみよう」(関西大学 坂元先生) でした。
かなり大きな古墳の近くの小学校で、途中の溝で通常の1.5倍サイズの大きなダンゴムシやワラジムシを捕獲できました。
講義では人間をはじめ、すべての生き物は細胞からできていること、レーウェンフックは目的別に特化した顕微鏡を自作して、目に見えないサイズの微生物を発見したこと、さまざまな観察のスケッチを残していて、現在の虫歯菌も腸内細菌も発見していたのではないかということ、微生物には発酵食品など役立つ存在もあれば病原細菌もいることなどを話しました。
みんなでレーウェンフックの顕微鏡の工作をし、植物の葉の気孔を染色し、スンプ液で剥離切片のプレパラートづくりに取り組みました。最初のピント合わせは難しいですが、コツをつかむと「何かが見える」と喜んでいました。
理科の先生も水槽から生きたプランクトンの試料を次々と実体顕微鏡で拡大して見せてくれて子どもたちも興奮していました。
あっという間に時間は過ぎてしまいましたが、楽しんでもらえてよかったです。