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2024.07.17
小学校への出張講義報告(高槻市立樫田小学校)(2024.7.12)
2024年7月12日(金)、高槻市立樫田小学校の5、6年生を対象に出張講義を実施しました。
講義のテーマは「顕微鏡で生物を観察してみよう」(関西大学 坂元先生) でした。
今回の観察用ダンゴムシは昨日の五領小学校で捕獲したダンゴムシを利用しました。。
講義では、ロバート・フックが顕微鏡による細胞の発見をしたこと、肉眼では見えない微生物を雨粒や歯垢から初めて発見したのがレーウェンフックで、彼の顕微鏡のマイクロレンズは現在でもDVDなどのピックアップレンズとして使用されていること、みんなの目の中にある水晶体のレンズと組み合わせると接眼レンズと対物レンズのある現在の顕微鏡に匹敵するくらいの倍率で観察できることを話してから、顕微鏡の工作をしました。
今回は校舎の前の金柑の葉っぱをプレパラートにする子たちが多かったのですが、テレビ画面で顕微鏡像を拡大してもなかなか気孔が見つけにくい試料でした。子どもたちはいろいろと持ち込んだ解剖組織の標本も熱心に観察していました。
ミクロの世界から理科や生き物に興味が湧くきっかけになれば幸いです。