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2024.07.17
小学校への出張講義報告(高槻市立五領小学校)(2024.7.11)
2024年7月11日(木)、高槻市立五領小学校の5年生2クラスを対象に出張講義を実施しました。
講義のテーマは「顕微鏡で生物を観察してみよう」(関西大学 坂元先生) でした。
あいにくの空模様でしたが、こういう天候の時にダンゴムシはどこに隠れるのか分かってきたので難なく捕獲できました。
講義では、最初に細胞を見つけたロバート・フックは、オランダのレーウェンフックとは文通友達であること、レーウェンフックは自作の顕微鏡で雨粒や歯垢、排泄物からも初めて微生物を発見し、直接観察で細胞レベルでの生命を定義した人ではないかという話をしました。
レーウェンフックの顕微鏡の工作やこれを用いた観察に子どもたちはなかなか苦戦していたようですが、何か見えた時は喜んでいました。理科室にはメダカの水槽が多く、実体顕微鏡で観察した水草の水にはミジンコよりもさらに小さくて早く泳ぐ動物性プランクトンがたくさんいたことや、透けたメダカの内部の構造も観察できて子どもたちは目を輝かせていました。