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2024.07.02
小学校への出張講義報告(高槻市立三箇牧小学校)(2024.6.26)
2024年6月26日(水)、高槻市立三箇牧小学校の6年生1クラスを対象に出張講義を実施しました。
講義のテーマは「顕微鏡で生物を観察してみよう」(関西大学 坂元先生) でした。
校舎裏でダンゴムシを捕獲し、窓のサッシからは白い蛾の乾燥体を見つけました。
顕微鏡で観察してみるとモフモフしていました。
今回、理科室の実験台・教卓の非通電が発覚し、準備室の電源からドラム型タップ3本のフル活用で久々のピンチを乗り切りました。
講義ではすべての生き物は細胞でできていること、微生物を初めて発見したオランダのレーウェンフックが歯磨きしないおじさんの歯垢から菌を見つけ、細菌の動きも漫画表現のように描写していたこと、ヨーグルトや納豆など発酵食品には微生物が関わっている話をしました。
レーウェンフックの顕微鏡の工作や植物の葉、今回は紫陽花を中心に気孔の標本をみんなで作成しました。
子どもたちがダンゴムシだけでなく、理科室ではメダカも飼っていたので、全長2mmもない稚魚を水滴の中に入れて実体顕微鏡で観察してみると心拍の動きを観察することができました。
光学顕微鏡でも次々と観察していたので、理科好きの子が増えるとこちらとしても嬉しいです。