最新情報
2024.07.02
小学校への出張講義報告(高槻市立日吉台小学校)(2024.6.13)
2024年6月13日(木)、高槻市立日吉台小学校の6年生3クラスを対象に出張講義を実施しました。
講義のテーマは「顕微鏡で生物を観察してみよう」(関西大学 坂元先生) でした。
日吉台小学校では理科の先生が肉眼でもわかる大型サイズのミジンコを持ち込んでくれました。
実体顕微鏡用のダンゴムシはシャーレから脱走するほど大量に捕獲できました。
ロバート・フックは細胞を発見しましたが、微生物を発見したレーウェンフックは好奇心が強くなんでも観察しており、歯垢からは虫歯菌を、糞便からは腸内細菌を見つけていたこと、直接観察による生命の定義、細胞伸長、細胞分裂、運動性もレーウェンフックが発見したのではないかという話をしました。
このレーウェンフックの顕微鏡を皆さんと一緒に工作し、植物の葉の気功を観察するための染色標本作りをしました。
実際の肉眼を通しての観察は苦戦していましたが、電子黒板のテレビ画面で気孔の標本を拡大観察してみると、どれもよくできていました。