小学校への出張講義報告（高槻市立冠小学校）（2023.11.14）

2023年11月14日（火）、高槻市立冠小学校の6年生2クラスを対象に出張講義を実施しました。

講義のテーマは「顕微鏡で生物を観察してみよう！」（関西大学 坂元先生） でした。

講義ではすべての生き物は細胞の集まりで細胞が生命の最小単位であること、オランダのレーウェンフックが雨粒やおじさんの歯垢から単細胞の微生物を発見し、マンガ表現のような動き、細胞の分裂や伸長など直接観察での生命の定義に最初に踏み込んでいた人でもあることを話しました。納豆を作る納豆菌や、病原菌も顕微鏡なら見つけることができます。

工作では子どもたちもレーウェンフックの顕微鏡やプレパラート作りに熱心に取り組んでいました。落ち葉での標本も上手く気孔が観察できていてよかったです。蛾の実態顕微鏡像も「もふもふでぬいぐるみみたい」と、通常は気持ち悪がられる昆虫ですが拡大したときとのギャップを楽しんでいました。

コロナ明けから子どもたちもかなり活発さを取り戻したようで良かったです。