小学校への出張講義報告（高槻市立川西小学校）（2023.10.18）

2023年10月18日（水）、高槻市立川西小学校の6年生2クラスを対象に出張講義を実施しました。

講義のテーマは「顕微鏡で生物を観察してみよう！」（関西大学 坂元先生）でした。

はじめて細胞を見つけてセルと名付けたロバート・フックの話、はじめて目に見えないサイズの微生物を見つけたレーウェンフックの話を交えて、どのくらいのサイズまで光学顕微鏡で見ることが可能なのかを説明しました。
その後、みんなでシングルレンズの顕微鏡と様々な葉っぱで剥離切片のプレパラート作りに取り組みました。
動く小さな生き物も見て欲しくて校舎の周囲の緑地帯を探したところ、寒くなったのでダンゴムシは見つかりませんでしたが、元気なバッタを捕獲できました。
染色液を色混ぜし過ぎて黒っぽくなっている子もいましたが、皆さん「何かが見えた」と喜んでいました。
大型テレビで皆さんのプレパラートを倍率を上げながら拡大していくと気孔が見つかり、植物の種類で気孔をはじめ葉の表面の細胞にも違いがあることに目を輝かせていました。