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2021.12.08
小学校への出張講義報告(高槻市立阿武野小学校)(2021.11.24)
2021年11月24日(水)、高槻市立阿武野小学校の6年生3クラスを対象に出張講義を実施しました。講義のテーマは「顕微鏡で生物を観察してみよう」(関西大学 坂元先生) でした。
すべての生き物、人間も植物も細胞からできていること、レーウェンフックが自作の顕微鏡で発見した目に見えないほど小さなものが分裂、伸長、運動性などから生き物であると確信し、微生物学の父と呼ばれていることの話から、理科の先生が準備されたいろんな種類の植物の葉っぱを赤、青、緑、紫など特徴の異なる染色液で自由に植物の細胞を染色してもらいプレパラートを作成してもらいました。維管束や気孔がきれいに染まっていました。実体顕微鏡でコガネムシの幼虫やダンゴムシの動いている細部の様子を観察して興奮していました。光学顕微鏡用の標本も人気で血球や蝶の羽根の微細構造にも驚いていました。多重染色に夢中になっている子もおり、自分で工夫して実験して科学や理科に興味を持つきっかけになれば良いかと思います。