最新情報
2020.12.24
小学校への出張講義報告(高槻市立真上小学校)(2020.12.23)
2020年12月23日(水)、高槻市立真上小学校の6年生3クラスを対象に出張講義を実施しました。
講義のテーマは「顕微鏡で生物を観察してみよう」(関西大学 坂元先生) でした。
すべての生き物、動物である人間や植物も細胞の集まりでできていること、微生物を初めて発見したオランダのレーウェンフックの顕微鏡の話、人間のお腹にも腸内細菌がいること、普段の食事のヨーグルト、納豆、味噌などの発酵食品は微生物の恩恵であり、微生物が腐敗や病原菌など人間にとって悪いだけの存在ではないことの話から、レーウェンフックの顕微鏡や植物の葉の標本をみんなで作成しました。今日が今年の理科の授業の最終日だったそうです。理科の先生にダンゴムシ、ワラジムシ、ミジンコを捕獲していただき、子どもたちが動く標本の実体顕微鏡像も見られて良かったです。バッタの卵の細胞分裂の標本を不気味がる子もいて、感受性が豊かだと思いました。さまざまな解剖標本をがっつりと光学顕微鏡で観察していたので、理科にますます興味を持つきっかけになればいいと思います。