2024年 繊維学会秋季研究発表会において、溝脇 夢美さん(先端高分子化学研究室/指導教員 宮田隆志 教授)が優秀ポスター発表賞を受賞しました。
 一般社団法人繊維学会は「繊維」という共通ワードの下に、分子スケールの設計から、その高次構造が制御された集合体としての一本の糸、さらにそれらを織り成す技術、衣食住含めての生活、環境、最終目的にかかる広範な学際領域にわたる研究者・技術者が集まった学術団体です。
 2024年繊維学会秋季研究発表会では,繊維・高分子材料やソフトマテリアル,バイオ・メディカルマテリアルなどに関する議論が行われました。また、学生による優秀ポスター発表では審査員の審査により優秀ポスター発表賞が設けられました。
 当該学生はコンフォメーション変化により分子結合能を制御できるポリペプチドゲル微粒子の創製に成功し、このポリペプチドゲル微粒子が、pHに応答してコンフォメーション変化し、薬物の放出を制御できることを明らかにしました。
 これらの研究成果を2024年繊維学会秋季研究発表会で発表し、多くの研究者に興味を持って頂きました。複数の審査員がポスター発表76件について研究内容・質疑応答・プレゼンテーション能力を評価した結果、5件の優秀ポスター発表賞が選出され、当該学生はそのうちの一人に選ばれました。


受賞名:
優秀ポスター発表賞
受賞日:
2024年11月29日

受賞者:
溝脇 夢美
タイトル:
「コンフォメーション変化により分子結合能を制御できるポリペプチドゲル微粒子の設計」

学会ウェブサイト:
2024年 繊維学会秋季研究発表会