この度、医工学材料研究室（柿木佐知朗教授）で抗炎症薬を複合したポリ-L-リジンの誘導体を合成し、血小板内に担持させることに成功しました。

　さらに、動物実験において抗炎症薬複合ポリ-L-リジンが関節炎部位へ集積することを示唆する結果も得られたことから、その成果をWBC2024 （12th World Biomaterials Congress /　第12回国際バイオマテリアル学会）で、以下のタイトルで横井里奈さん（医工学材料研究室・M1）がポスター発表しました。

　ポスター発表全1921件から180件の発表に対してベストポスター賞が授与され、その1つに選ばれました。

【発表タイトル】
　Evaluation of the uptake behavior of anti-inflammatory agents conjugated poly(L-lysine) into platelets.
　抗炎症剤複合ポリ(L-リジン)の血小板内移行挙動の評価

◀横井さん（左）、賞状（右）