プロジェクトメンバー奥野陽太助教(化学生命工学部)らの論文が、Royal Society of Chemistryが発行するNanoscale Advancesに受理されました。本論文は京都大学大学院工学研究科の秋吉一成教授らとの共著で、親水性の生分解性ポリマーであるポリサルコシン末端に糖鎖を付加すると、膜を持たない液滴状の 分子集合体(コアセルベート)を形成することを確認したことを報告しています。詳細はタイトルのリンクからご覧ください。
 なお、この成果は掲載号のback coverにも採用され、9月13日に発行されました。こちらからご覧いただけます。



タイトル:
"Glycopeptoid nanospheres: glycosylation-induced coacervation of poly(sarcosine)"
(DOI: 10.1039/D2NA00218C)
著  者:
Yota Okuno, Tomoki Nishimura, Yoshihiro Sasaki and Kazunari Akiyoshi
掲 載 誌:
Nanoscale Advances
発 行 日:
June 27, 2022 (online)