2022年8月10日(水)、本事業研究代表者の宮田隆志教授(化学生命工学部)の研究グループに関するプレスリリースが配信されました。宮田教授の研究グループは、ナノサイズの液晶粒子(液晶高分子ミセル)の設計と、それを用いたモデル薬物の放出制御に成功しました。この液晶高分子ミセルは内部に疎水性分子を内包でき、体温以下ではそれを保持しますが、体温以上になると急激に放出するようになります。液晶の新しい応用として、薬物放出システムなどの医療分野や物質分離などの環境分野への応用展開が期待できます。
 詳細は、以下をご覧ください。


掲載媒体:
KU EXPRESS No.23
■ 液晶の医療応用。体温付近で薬物放出の ON-OFF 制御可能 ■
"ナノサイズの液晶高分子ミセル"を開発
~ 関西大学化学生命工学部・宮田隆志研究室が新しい薬物キャリアを提案 ~
配信日:
2022年8月10日

 ※本研究は、日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(B)(No. JP20H04539)、新学術領域研究「水圏機能材料」(No. JP20H05236)、キヤノン財団研究助成プログラム「新産業を生む科学技術」による支援を受けて実施されました。