2021年10月15日、一般社団法人日本人間工学会より、本プロジェクトの準研究員 矢島拓人さん(人間工学研究室)が2021年度日本人間工学会優秀研究発表奨励賞最優秀賞を受賞しました。本受賞内容は京都大学病院との医工連携による成果の1つであり、日本人間工学会第62回大会(会期:2021年5月22日~23日)における若手発表者を対象とする口頭発表のうち、最優秀賞の1件として選ばれたものです。
 矢島さんは、内視鏡手術中に医師間でより効果的にコミュニケーションをとれるよう、AR(拡張現実)を用いた手術支援システムを開発する研究に携わっています。今大会では、特に機械操作音などの環境ノイズの激しい手術室内で、誤動作を起こさないための最適なシステムの音声認識性能を決定する評価実験の成果についてまとめたものが高く評価され、受賞につながりました。

受賞者名:
矢島拓人
受賞名:
2021年度日本人間工学会優秀研究発表奨励賞最優秀賞
タイトル:
手術室環境における環境ノイズにロバストな音声認識コマンドの最適語長
掲載誌「人間工学 57 巻 (2021) Supplement 号」
受賞月:
2021年10月
大会概要:
日本人間工学会第62回大会