2021年4月12日(月)、本事業研究代表者の宮田隆志教授(化学生命工学部)の研究グループに関するプレスリリースが配信されました。宮田教授の研究グループは、従来利用されている汎用的方法で壊れない丈夫なゲル(タフゲル)の合成に成功しました。このタフゲルは80~95%が水であるにもかかわらず、押しつぶすことができず、ナイフでも切断できず、さらによく伸びるといった優れた力学物性を示します。ゲルの最大の弱点である低い力学強度を克服する画期的な方法として、医療・環境・エネルギー分野等での応用展開が期待できます。
 詳細は、以下をご覧ください。


掲載媒体:
KU EXPRESS No.4
 ■ 従来の方法で簡単に強いゲルを設計! ■
つぶれない,切れない,よく伸びる"強くて丈夫なゲル(タフゲル)"の簡単な合成法!
~関西大学化学生命工学部・宮田隆志研究室がゲル材料の弱点を克服~
配信日:
2021年4月12日

 ※本研究は、日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(B) (No. JP20H04539)、新学術領域研究「水圏機能材料」
  (No.JP20H05236)、文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」、日本医療研究開発機構 戦略的イノベーション
  創出推進プログラム、キヤノン財団研究助成プログラム「新産業を生む科学技術」による支援を受けて実施されました。